発音苦手の原因は、中学校時代の"恥ずかしさ"?
先生:「I am Tom. はい、皆さんで。さんはい。」
クラスメイト:「アイ アム トム。」
学生時代、英語を英語らしく発音せず、わざと日本語っぽい発音で復唱してませんでしたか?
私は、たいして英語ができないくせに綺麗な発音で教科書を読むのは"恥ずかしいこと"だと思っていたので、まさに上記のような「日本語読み」の英語の発音をしていました。よく考えれば、カタカナ英語でずっと練習を繰り返しているわけですから、きれいな英語の発音が身に付くわけありませんよね。
大人になって自分の子供に英語を教えるようになってからも、外で英語を話すのが恥ずかしくて、外では全く英語を話さなかったんです。けれど、子どもと英語の会話が増えるうちに「恥ずかしいけどいいや!人の目は知ったこっちゃない!」と開き直ると、その気持ちは一変。
人前でも英語の本を読んであげたり、「Take off your shoes!」と娘(2才9ヶ月)に指示したり、咄嗟の時に「Oops!」とか「Oh!No!」まで出てくるようになってきました(笑)。
傍から見るとエセ外国人の変なお母さんかもしれませんが、恥ずかしがっていたら親も前には進めません。
子供の"恥ずかしい時期"の乗り越えを待とう!
↑塾の先生の真似をして私に単語を教えようとしている娘。
私の中学時代の"恥ずかしい"とはまた違うかもしれませんが、娘は今、家族以外の人と英語を話すのが恥ずかしい時期みたいで、特に外国人の先生には恥ずかしさがMAXのようです…。
家では「My name is ○○.」も言えるし、ABCの歌も歌える、Twinkle Twinkle Little Star も歌えるのに、塾では照れて舌をべーっと出すだけで一切発言しません。
私も"お金がもったいないから発言してよ…!!"と内心思いつつも、今は娘が"恥ずかしい時期"を乗り越えるのをじっと待っています。
きっとこの時期を乗り越えれば、もっと彼女の英語力が上がるのではないかと期待しています。
待つというのにも色々方法はあるので、チャレンジしているところです。手応えがあるものがあれば、随時ご紹介していきますね。
日本の社会生活に入り始めると、幼児期に育てた英語心が潰されていくという矛盾
photo by MIKI Yoshihito (´・ω・)
先日、娘との会話でこんなことがありました。
象の絵を指さして「elephantじゃないよ!これはぞ・う・さ・ん!」
木の葉っぱを指差して「greenじゃないよ!これはみ・ど・り!」
うーん。これは困った。困りました。
実は、娘が最近「日本社会デビュー(幼稚園に通い始めた)」を見事に果たした訳なのですが、その幼稚園で、先生かお友達に日本語で話すように注意されてしまっている様です。
3年も頑張ってきたのに、その努力が否定されたようで、流石の私もちょっとめげそう…(涙)
- 自分の気持ちを英語で表現する
- 友達に「日本語で話してよ」と英語で話したことを否定される
- 「日本では英語を話してはいけない」と思ってしまい、英語を話す事を躊躇う/否定するようになる
こういう事が起き始めると、始めにお話した「カタカナ英語」を練習するような悪循環へとつながっていくと思います。
本音を言えば、英語だけで過ごす幼稚園(プリスクール等)を探したものの、家の近くになかったので、泣く泣く普通の幼稚園に入れたことが原因なのかと悲しくなります。
子どもの頃から日本語環境と英語環境を整えてあげるのは、経済的にも精神的にも至難の業。日本で一昔前から生きた英語教育の大切さが叫ばれているにも関わらず、幼稚園という社会生活を始めた途端に英語教育が難しくなって行くのは悲しい事ですね。
一進一退。365歩のマーチではないけれど、親子で1日1つでも前進できるように頑張っていきたいと思います!