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　記事で韓国の朴槿恵（パククネ）大統領の名誉を傷つけたとして現地の市民団体に告発された産経新聞ソウル支局長が１８日午前、ソウル中央地検に出頭した。同地検が事情を聴くために出頭を求めていた。

　問題にされたのは同紙のウェブサイトに３日付で掲載された「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた？」との記事。事故発生当日に７時間にわたって朴氏の所在が確認できず、その間、男性と会っていたとのうわさを報じた。

　ソウル駐在の外国メディアの記者らでつくる「ソウル外信記者クラブ」の理事会は１４日、「会員の自由な取材環境の醸成に努めてきたクラブが高い関心を持たなければならない事案」だとし、進行状況を引き続き注視していく姿勢を明らかにしている。（ソウル＝貝瀬秋彦）