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韓国検察 産経新聞支局長を事情聴取
8月18日 12時06分

産経新聞のコラムが韓国のパク・クネ大統領の名誉を傷つけたとする市民団体の告発を受けて、韓国の検察が18日、コラムを執筆したソウル支局長に出頭を求めて事情聴取を始めました。
産経新聞は、「コラムが問題視されたことは理解に苦しむが、捜査には真摯(しんし)に応じる」としています。

これは、今月3日に産経新聞のウェブサイトに掲載されたソウル支局長によるコラムで、ことし4月16日の旅客船沈没事故当日にパク・クネ大統領が7時間、所在不明になっていたとする韓国の新聞「朝鮮日報」のコラムや国会でのやりとりを紹介し、大統領と緊密な関係にあったとされる人物についてのうわさなどを伝えています。この記事について、韓国大統領府は、産経新聞のソウル支局に抗議するとともに、民事と刑事の双方で法的措置をとるという姿勢を示していました。
こうしたなか、ソウル中央地方検察庁は、コラムは大統領の名誉を傷つけているとする韓国の市民団体の告発を受け、18日、コラムを執筆したソウル支局長に出頭を求めて事情聴取を始めました。
これについて産経新聞は、「コラムが問題視されたことは理解に苦しむが、捜査には真摯に応じる。韓国司法当局が民主主義国家の根幹である報道の自由、表現の自由に照らし合わせ、公正に判断されることを期待する」という小林毅東京編集局長のコメントを出しました。

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