河村能宏
2014年8月18日08時02分
世界的に普及が進むストリーミング型音楽配信サービス。日本にも世界最大手の企業が参入間近とうわさされるなど、大きな波が押し寄せている。ただ日本は音楽大国とはいえ、まだCD売り上げへの依存が強い。新サービスへの業界の警戒感は根強く、普及に向けた歩みは遅い。
「スポティファイはいつサービスを始めるのか」。今年に入り、日本の音楽関係者の間で、期待と不安が入り交じったそんな言葉が飛び交っている。
スポティファイは、全世界で4千万人が利用する世界最大手のストリーミング企業だ。レコード会社などに使用料を支払って配信許諾を得た約2千万以上の楽曲を、ネット経由で聴き放題できるサービスを提供している。2008年にスウェーデンで始まり、現在は世界55カ国で展開する。
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