ブログを更新し,長い間書き続けていく。これは簡単なようで難しいことです。昔,部活の顧問が「腕立て伏せを1日で100回するのは簡単だけど,毎日1回ずつ100日間するのは難しい」と言っていましたが,ブログもそれに当てはまるのだと思います。このブログも2008年ぐらいから始めていますが(当初はFC2ブログ),途中,ツイッターの方で遊んでいたので,ほとんど更新されない時期があります。
ただツイッターにはツイッターの良さが,ブログにはブログの良さがあると気付いて,再びこのブログを再開し,さらにはてなブログに移行して,10か月ぐらい立ちます。それからというものほぼ毎日ブログを更新しているのですが,その間に辞めていく人がたくさんいたのも事実です。以下の記事でも同じことが言われています。
書き続けるだけで、周りは勝手に辞めていく:
そんな感じでブログってみんな数ヶ月以内に書くのをやめてしまう。
早い人だと『今日からブログ書きます!』という記事をアップして終了したり、3記事くらいでストップしてしまいますよね。根気があって続けられる方でも1ヶ月程度で『アクセス数が伸びないからやーめた!』と終わりにしてしまったり、3ヶ月程度で『ネタ切れです!』ということになる。
もうね、書くのを辞めない人のほうが圧倒的に少ないわけです。
ブログを続けられる人は極僅か。書き続けることさえ出来れば、アクセス数や広告収入は右肩あがりで増えていくのかもしれません。 - クレジットカードの読みもの
それでなぜ脱落していくのか読み手の立場と書き手の立場から考えてみました。その理由を考えるために,ブログが続かないという妻の意見も参考にしました。妻は書き手としてはほとんど続かないのですが,読み手としてはいつもブログ村の子育てランキングを見ていたので,かなりの読者ではあります(iPadで見ています)。
「リア充」「ガラケー」って何?どこで調べるの? - いつか朝日が昇るまで
書き手として
妻の場合,とにかく更新するというのができないんですね。妻にとってパソコンに向かうのは仕事の時だけです。だからブログの更新が仕事と同じ意味になってしまうので,ブログのためだけにパソコンを開かない。さらに仕事人間ですので,仕事の時間にブログ書くなんて時間の無駄だと思っているところがあります。妻は文章も上手で書いたものは評価されるのでとてももったいないと思うのですが,こればかりは仕方がありません。
ブログはもっと気楽にやるものとして縛りをなくし,テーマは絞らずやっていくことが大切だと思いますね。時に「何が言いたいか分からないけど」ぐらいで書き始めることがあっても良いと思うんですけどね。また,毎日更新と自分で自分の首を絞めるとさらに辛くなります(以下の記事を参照ください)。
私自身は書くというのが日常の作業のひとつになっていて,更新しないと気持ち悪いというある意味中毒状態ですし,移動中に何かおもしろいネタはないかとネットサーフィンしているので,毎日パソコンに向かって記事を書くことが苦痛ではありません。
しかしFC2ブログでやっていた時に更新が止まってしまった理由を考えると,テーマを絞りすぎたというのがあります。自分の書きたいテーマで始めたはずが,テーマに合わせて自分の書きたいことを考えるということになり,書くことがなくなってしまったんですね。今は,書きたいことを書いていくというスタイルなので,とても楽です。そんな雑多な感じのブログでも良いのではないでしょうか。
読み手として
妻が言っていたのは子育ての場合,子どもの顔出しをしているブログはほとんど消えてしまっているとのことです。やはり顔写真を載せているとある段階で,これ以上は載せられないと思うのかもしれません。また賛否両論があるブログは閉鎖か非公開になることが多いとのこと。やはり批判に耐えられなくなるのでしょう。確かに書いている本人は何も批判されるために書いているわけではないので,だったら「理解してくれる人にだけ読んでもらいたい」と非公開,もしくは「もういいや」とブログを閉鎖する。これは皆さんも分かると思います。
私は基本的にははてなブログ,はてなダイアリーの記事しか読まないのですが,意図的な炎上商法をしている人はいずれ消えていくというのがありますね。ネタも続かないですし,批判はものすごいものがありますから。そういうやり方はイケダハヤトさん以外にはお勧めしません。
また他の人のブログを参考にというのがよくあるのですが,すでにやられている方のブログを参考にして,それ以上の内容で書くというのはとても大変なことです。だから他の人のブログに振り回されると,自分の首を絞めることになり,ブログが書けなくなります。人のブログは「読者として読む」というスタンスの方が楽しんでブログが読めますし,その方が自分のブログに良い影響をもたらすと思います。
さいごに
そもそもブログなんて書く必要なんてないし,続ける必要なんてないと言われれば,「ブログが続かない理由」なんてものは考える必要がありません。でも,何かを外に向けて発信したいのになかなか続かないという人もいるかと思います。そういう人は「何か良いことを言わなければ」と自分自身にプレッシャーをかけるのではなく,自分の言いたいことをただ書くというスタンスでブログを始めれば良いのです。ブログ続けても何か得られるわけではありません。それゆえに自分の言いたいことを言えば良いんです。書きたいことは読者を見て考えるのではなく,自分自身の中にあるはずです。私自身,そんなことを考えて今日もブログを書いています。
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