2nd season

◆第十三話 『神隠し』

脚本:輿水泰弘 監督:大井利夫
ゲスト:細川俊之 松尾貴史


全話を通じて見ても非常に好きな話。
殺人その他の大事件だけではなく、こうした家庭内の事情についても
特命係は解決能力を持っているんですよ。



【見所ダイジェストー】

・失踪した女児の衣服で謎の暗号が
こんなことされたら即右京さんが興味持って動き出しちゃうじゃないですか。
まぁ今回の場合は見つけてくれとの暗号なのでそれで良かったんですが。

・小学生のガキにまで舐め腐られる警察というか薫ちゃん
「最近のケーサツはたるんでるからね」だとか
「税金分くらい働けケーサツ」だとか。最近のガキは恐いね。

・かと思えば女の子(7歳)に「タイプなの」と好かれてる薫ちゃん
本当に子供受けはものすごいいいのね。

・公園住まいの一郎くん
神父さんもそうだけど一郎くんの松尾さんも実にハマり役でして。
ブックオフで仕入れた古本をちゃんとした古本屋で捌いて利益を得たり
コンビニおにぎりを手土産にやって来た薫ちゃんに
「ホームレス舐めんなよ」と言いながら結局頂いたりと、
また出てもらいたいねぇ一郎くん。

・それ以上にハマり役だった細川俊之の神父さん
先日、京都迷宮案内の細川さんゲスト回を見まして
それがもうあまりにもすごい(違う意味で)演技だったのですが、
この長谷川神父は本当にハマり役でした。前科があるという『いかにも』感も
存分に出ていて、結末を途中で読ませなかったり。

・花の里でミステリー談義に花を咲かす元夫婦のお二人
共通の趣味で盛り上がれるのはいいことですよ。別れちゃったけど

・子供用の帽子・マフラー・手袋・靴下・サスペンダーを付けられる課長
暗号解読のためですけど、完全にマネキン扱いですやん

・結局女児失踪事件の真相は家出
その原因となったのは、父親の家庭内暴力に母親の不貞、
さらにそれを悟られまいとする表での幸せな家族の演技。
小学生のお子さんにそんなモノを見せたら、そらグれます絶対。

・特命係の緊急家庭訪問
右京さんの激昂も交えつつ、両親にやり直しませんかと説得。
その後教会へ戻り、神父さんのありがたいお言葉も頂きながら万事解決と。
このハッピーエンド感が相棒にしては何とも珍しく、そして心地よかったです

・……と思ったら、これで終わってないんだな
ラストに神父から冤罪の告白。まぁそんな経験があったからこそ
今のできた人格が形成されたんでしょうけども。
その際に右京さんが過去(16年前)に告解した経験があることが判明しますが、
16年前っつーと……アレか、大使館の事件か。まぁ多くは語られませんでしたが。



【今日のいたみん】


・第13話。

長谷川神父に前科があるということで当初から犯人に決め付ける一課の二人。
(あ、三浦さんお久しぶりです2話ぶりね)
いち早く教会へ赴き事情を聴いたり。まぁその当ては決してハズレではないんですがね。
事件は決して誘拐ではないというだけで。

しかしそんな前科者だから疑うというその姿勢は
右京さんから「無能な刑事の常套句ですよ」と一笑に付せられたり、
その右京さんから有りもしない隠し部屋の存在をほのめかされて
無駄な労力を消費させられることになったりと、
一課にとっては散々な回となりましたとさ



右京さんが上のセリフを述べた直後に全く同じことを言ってる無能刑事2人。

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