クラレントが関屋記念を制し、重賞４勝目（2014.8.18）

１７日（日）の新潟１１Ｒ関屋記念（Ｇ３）は
スタートでエキストラエンド（３番人気）とサトノギャラント（６番人気）が出遅れ。
２頭は後方からのレースを余儀なくされた。
前はラインブラッド（１６番人気）がハナに立ち、
ティアップゴールド（１４番人気）が追いかける形に。
ダノンシャークはその直後３番手で流れに乗った。

前を行く３頭の順番はほぼこのまま奥深い３コーナーから４コーナー、
そして長い直線の入り口へ。
残り４００メートルの地点でラインブラッドはティアップゴールドに並ばれ、
そのティアップゴールドも残り２００メートルのハロン棒付近で
ダノンシャークに交わされる。
人気のダノンシャークがようやく先頭に・・・、と思われたが、
その直後にクラレント（４番人気）が迫っていた。
そして出遅れたサトノギャラントも巻き返して３番手に浮上。
最後はこの３頭の叩き合い。
３頭のうち、ゴール板を先に通過したのはクラレントだった。
勝ちタイムは１分３２秒５（芝１６００メートル）。
１／２馬身差でダノンシャークが２着に入り、
更に３／４馬身差でサトノギャラントが３着。
サトノギャラントはゴール手前でエクセラントカーヴ（８番人気）に並ばれたが、
ハナ差で３着を確保した。
エキストラエンドは出遅れを挽回することが出来ず９着。
マジェスティハーツ（２番人気）は道中５番手を追走していたが、
最後の直線で全く伸びず、１２着に敗れた。

勝ったクラレントはダンスインザダーク産駒の５歳牡馬。
２０１１年のデイリー杯２歳Ｓ、２０１２年の富士Ｓ、
昨年のエプソムカップに続いて４つ目の重賞タイトル獲得となった。

同馬の半兄リディルは２００９年のデイリー杯２歳Ｓと２０１１年のスワンＳを
それぞれ制している。


レース映像はこちら（ＪＲＡ公式サイトより）