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サイトの6割 パスワードに課題8月18日 4時05分
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インターネット上のサービスのパスワードを見破られ、他人に不正に利用される被害が相次いでいますが、比較的安全とされる8文字以上でなくても、パスワードを設定できてしまうサービスが全体の6割に上ることが、独立行政法人の情報処理推進機構の調査で分かりました。
情報処理推進機構は、ネット上のサービスのIDを乗っ取られる被害が相次いでいることを受けて、通信販売やネットバンキングなど、合わせて130のサイトのパスワードについて調査を行いました。その結果、比較的安全とされる8文字以上でなくても、パスワードを設定できてしまうサイトが、全体の6割に上ることが分かったということです。
このため情報処理推進機構は、こうしたサイトの開設者に対し、パスワードは8文字以上でなければ設定できないようにし、アルファベットや数字だけでなく、記号も使えるようにするよう対策を呼びかけています。
情報処理推進機構の小松文子分析ラボラトリー長は、「短いパスワードが使えると、利用者はつい短いものを使ってしまうので、サイトの開設者は長いパスワードを要求し、安全に利用できる環境を整えるべきだ」と話しています。
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