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写真:木田元さん

プロフィール公式木田元 (哲学者)
1928年山形県生まれ。哲学者、中央大学名誉教授。専門は現象学。著書に『現象学』『メルロ=ポンティの思想』『偶然性と運命』『木田元の最終講義』『反哲学入門』、エッセー集に『ピアノを弾くニーチェ』、共著『思想としての3・11』、監訳にハイデガー『現象学の根本問題』など。

木田元(哲学者)の書評

純情無頼 小説阪東妻三郎 [著]高橋治著

純情無頼 小説阪東妻三郎 [著]高橋治著

■花ある役者の魅力たっぷりと活写 “阪妻(ばんつま)”と言っても、もう若い人には通じないだろうな。阪東妻三郎のニック・ネームである。なに? そんな人知らないって? それじゃ、こう言えば分かるかな………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2002年03月31日
[ジャンル]

戦士たちの挽歌 [著]フレデリック・フォーサイス著

戦士たちの挽歌 [著]フレデリック・フォーサイス著

■大ストーリー・テラーの面目躍如 ド・ゴール仏大統領暗殺未遂事件を緊迫したドキュメンタリー・タッチで描いてみせた『ジャッカルの日』、緊張した国際政治を背景に、元ナチスの強制収容所長をどこまでも追………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2002年02月24日
[ジャンル]

フンボルトの言語思想 [著]ユルゲン・トラバント

フンボルトの言語思想 [著]ユルゲン・トラバント

■天才を歴史に位置付けて巧み 言語学が精緻(せいち)な分析を展開しはじめると、「言語とは何か」といった大問題を大上段にふりかざす言語哲学・言語思想は影をひそめる。フンボルトの名前を耳にするのもず………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2001年10月28日
[ジャンル]

武揚伝 上・下 [著]佐々木譲

武揚伝 上・下 [著]佐々木譲

悲劇的英雄の若き日いきいきと 表題の示すとおり、榎本武揚の小説仕立ての伝記である。上下二巻、千百ページを超す大著だが、文句なしに面白い。 明治維新の前夜には、魅力的な人物が大勢輩出しているが、な………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2001年09月09日
[ジャンル]

消えゆく言語たち [著]ダニエル・ネトル、スザンヌ・ロメイン

消えゆく言語たち [著]ダニエル・ネトル、スザンヌ・ロメイン

■危機に瀕することばと「世界」 昔、田中克彦さんの『ことばと国家』(岩波新書)を読んで、脳天をどやしつけられるような衝撃を受けた。 私たちは当然のように、日本語を「国語」「母国語」と呼び、英語や………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2001年07月08日
[ジャンル]

城 カフカ小説全集3 [著]カフカ/失われた時を求めて13 見出された時2  [著]マルセル・プルースト

城 カフカ小説全集3 [著]カフカ/失われた時を求めて13 見出された時2 [著]マルセル・プルースト

■明晰な新訳、作家の魅力引き出す 世界中で出る本をこんなに次々に翻訳し、翻訳が文化の重要な一翼をになっている国はほかにないと思う。「翻訳大国」という呼び名には自嘲(じちょう)がこめられているが、………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2001年06月10日
[ジャンル]

図説 海賊大全 [編]デイヴィッド・コーディングリ

図説 海賊大全 [編]デイヴィッド・コーディングリ

■世界史を華麗に彩る、海のアウトローたち はばかりながら、これでも一度は船乗りになりかけたことがある。嘘(うそ)ではない。敗戦まぎわに海軍の学校に入ったのだから。たった四カ月では自慢にもならない………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2000年11月26日
[ジャンル]

言葉への情熱 [著]ジョージ・スタイナー

言葉への情熱 [著]ジョージ・スタイナー

■本物の教養のすごみ 知の巨人の最新評論 ジョージ・スタイナーの評論を読むと、文章を書くのが恥ずかしくなる。本物の教養に裏打ちされた文章とはこういうものかと思い知らされるからだ。 なにしろこの人………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2000年07月30日
[ジャンル]

戦後性風俗大系 わが女神たち [著]広岡敬一

戦後性風俗大系 わが女神たち [著]広岡敬一

■内側から貴重な証言、時代の息吹を伝える 書評委員会の席上でこの本を開いたとき、思わず「わあ、懐かしい」と口走って、あたりにいた人たちの失笑を買った。 だが、私は敗戦のとき十六歳、もう十分に物心………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2000年04月30日
[ジャンル]

始祖鳥記 [著]飯嶋和一

始祖鳥記 [著]飯嶋和一

■「鳥人」幸吉の伝言は“ネバーギブアップ” 久しぶりに骨っぽい爽快(そうかい)な小説に出あった。「始祖鳥記」という表題、少し凝りすぎていて中身の見当がつかないが、ライト兄弟に百年以上も先がけて、………[もっと読む]

[評者]木田元(哲学者)
[掲載]2000年02月27日
[ジャンル]

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