【注意】極めてショッキングな内容を含んでいます。
今夜未明、日本人と思われる男性がイスラム系兵士に尋問されている様子がYouTubeにアップロードされました。
産経新聞の報道によると、尋問されているのはシリア北部アレッポにて17日行方不明になった「湯川遥菜(ゆかわ・はるな)」氏とみられ、尋問しているのはてシリア北部やイラクの大部分を事実上支配しているイスラム系武装組織「イスラーム国(通称IS)」のメンバーとであるとされています。
以下は、英語で行われたその尋問の日本語全訳です。
※尋問者の兵士、湯川氏共にかなりブロークンな英語をつかっており、直訳だと意味が通りにくいため、相当部分を意訳しています。ご了承ください。
今夜未明、日本人と思われる男性がイスラム系兵士に尋問されている様子がYouTubeにアップロードされました。
産経新聞の報道によると、尋問されているのはシリア北部アレッポにて17日行方不明になった「湯川遥菜(ゆかわ・はるな)」氏とみられ、尋問しているのはてシリア北部やイラクの大部分を事実上支配しているイスラム系武装組織「イスラーム国(通称IS)」のメンバーとであるとされています。
以下は、英語で行われたその尋問の日本語全訳です。
※尋問者の兵士、湯川氏共にかなりブロークンな英語をつかっており、直訳だと意味が通りにくいため、相当部分を意訳しています。ご了承ください。
兵士:お前はどこから来た
湯川氏:日本です。
兵士:お前が日本から来たはずがない。お前はどこから来たんだ!
湯川氏:日本です。
兵士:お前が日本から来たわけがない!
湯川氏:名前は ハルナ ユカワ です。
兵士:なぜお前はここにいるんだ?
湯川氏:日本人です。
兵士:なぜ、ここにいるんだ。
湯川氏:仕事です。
兵士:何の仕事だ!
湯川氏:写真家です
兵士:写真家なわけがない!写真家にはこんなもの(銃)必要ない!
湯川氏:ノーノーノーノーノー
兵士:写真家にはこんなもの(銃)必要ない!
なぜお前は銃をもっている!なぜお前は銃を持っている!
(周囲が一斉に騒ぎ出し聞き取れない。ハルナ氏はノーを連呼)
(しばらく間が開いて)
湯川氏:あなたはドクターか?
兵士:ドクター?
湯川氏:私はジャーナリストが半分で、半分がドクターだ。
兵士:博士号ってことか?
湯川氏:ノーノー、医療者(メディカル)だ。
(しばらく聞き取り不能)
兵士:なぜお前は銃を持っているんだ?
お前はFAAの兵士か?
湯川氏:ノーノーノーノー
兵士:お前はFAAの兵士か?
湯川氏:ノー
FAAの兵士は死んだ。アー…これは銃だ
兵士:お前はこれを(死んだFAAの兵士から)取ったのか?
湯川氏:そうだ。あ、しかし撃ってはいない。
兵士:なぜお前は銃を取ったんだ?
湯川氏:そう、取ったんだ。取ったんだ。
兵士:なぜお前は銃を取ったんだ。
お前は泥棒なのか?
湯川氏:ノーノー、FAAの兵士は死んでいたんだ。
兵士:お前がその兵士を殺したのか?
湯川氏:ノーノーノーノー
FAAの兵士は死んでいたんだ。
兵士:お前がそのFAAの兵士を殺したのか?
湯川氏:(しばらく黙って)アー…FAAの兵士は…死んでいた…。
兵士:FAAは俺たちの仲間を殺した!
湯川氏:私は兵士ではない…。
兵士:お前はFAAの兵士を殺したのか?
なぜお前は銃や、備品や、ブーツを持っているんだ?
(ハルナ氏にナイフが突きつけられる)
動画終了
ISの兵士たちは銃を所持している湯川氏を敵の兵士だと考えており、湯川氏はそれを否定しつづけるというのが主な流れです。湯川氏は兵士であることを一貫して否定していますが、自称する職業が「写真家」から「半分ジャーナリストで半分医者」など二転三転しており、しかも銃の入手経路も「死んだ兵士から取った」というなんとも奇妙もので、兵士たちの疑念は全く払拭できていません。
この湯川氏ですが、「湯川遥菜」で検索すると、なんとPMC JAPANという自称民間軍事会社のホームページがヒットします。しかもそのCEOのブログに写っているCEOと、動画で尋問を受けている人物の容姿が、極めてよく似ているのです。
PMC JAPANのホームページには、
>>国際民間軍事業、国外警護、海上護衛(武装ガード)、後方支援業務、紛争地域等での護衛
などが主な業務として記載されています。もし、これらの記述が本当だとすると
日系民間軍事企業のCEOが武装組織同士の衝突が続くシリアで捕らえられ尋問されている
というのが現在の状況です。
ちなみにPMC JAPANの「PHOTOGRAPHY」のページを見ると、湯川氏と思しき男性が、銃を持った中東系兵士たちと一緒に写っている写真が大量に確認できます。
戦闘行為にまで加わったかどうかは不明ですが、少なくとも湯川氏率いるPMC JAPANのメンバーが各紛争地帯でなんらかの活動をしていたことは、ほぼ確実だと思われます。
もし湯川氏が民間軍事会社関係者、すなわち「傭兵」であった場合、邦人が戦闘員として国外で拉致・拘束される始めてのケースになるはずです。
ISISは敵の戦闘員に対し極めて厳しい対処を取ることで有名な組織です。
今後の続報が待たれます。
ISの兵士たちは銃を所持している湯川氏を敵の兵士だと考えており、湯川氏はそれを否定しつづけるというのが主な流れです。湯川氏は兵士であることを一貫して否定していますが、自称する職業が「写真家」から「半分ジャーナリストで半分医者」など二転三転しており、しかも銃の入手経路も「死んだ兵士から取った」というなんとも奇妙もので、兵士たちの疑念は全く払拭できていません。
この湯川氏ですが、「湯川遥菜」で検索すると、なんとPMC JAPANという自称民間軍事会社のホームページがヒットします。しかもそのCEOのブログに写っているCEOと、動画で尋問を受けている人物の容姿が、極めてよく似ているのです。
PMC JAPANのホームページには、
>>国際民間軍事業、国外警護、海上護衛(武装ガード)、後方支援業務、紛争地域等での護衛
などが主な業務として記載されています。もし、これらの記述が本当だとすると
日系民間軍事企業のCEOが武装組織同士の衝突が続くシリアで捕らえられ尋問されている
というのが現在の状況です。
ちなみにPMC JAPANの「PHOTOGRAPHY」のページを見ると、湯川氏と思しき男性が、銃を持った中東系兵士たちと一緒に写っている写真が大量に確認できます。
戦闘行為にまで加わったかどうかは不明ですが、少なくとも湯川氏率いるPMC JAPANのメンバーが各紛争地帯でなんらかの活動をしていたことは、ほぼ確実だと思われます。
もし湯川氏が民間軍事会社関係者、すなわち「傭兵」であった場合、邦人が戦闘員として国外で拉致・拘束される始めてのケースになるはずです。
ISISは敵の戦闘員に対し極めて厳しい対処を取ることで有名な組織です。
今後の続報が待たれます。