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【サッカー】

大久保2戦連発 川崎2位浮上

2014年8月17日 紙面から

川崎−C大阪 後半、シュートを放つ川崎・大久保=等々力で

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◇J1第20節(16日) 川崎5−4C大阪

 5−4と冷や汗ものの白星で2位浮上。川崎のFW大久保は両手を突き上げ、苦笑いで価値ある1勝を喜んだ。「この試合は引き分けられなかった。この勝ちは大きい。優勝にはまだ早いが、今は(上位に)付いていくのが大事だからね」。体調不良のエースは勝利という結果を評価した。

 1−1で迎えた前半13分。レナトの右CKが逆サイドに流れ、走り込んだ大久保が右足のハーフボレーで押し込んだ。前節の浦和戦に続く2戦連発で、得点ランク首位を独走する今季12得点目が逆転弾となった。その3分前にはチームメートの中村と見間違えるようなスルーパスで、小林の同点弾をアシスト。エースの1得点1アシストの活躍で、川崎は前半だけで4得点を奪った。

 「得点の前に、相手に『このスペースを埋めろ。やられるぞ』と教えてあげたのにね。教えても大丈夫だよ。相手にまだ穴はあったし、そこが十分に突けていなかったから」。1点差に追い上げられたが、実は余裕の勝利だったという。

 2日の柏戦後に体調不良を訴え、赤血球の数値が減少していたことが判明。まだ体調は万全ではないが、「体調のことはよそう。点が取れているから」と、体の不安を自ら打ち消した。この日から、日本代表のアギーレ新監督が本格始動。「結果を残し続け、それが監督の目に留まればいい。(W杯まで)まだ4年ある。長いっスね」。エースは最後も苦笑いを見せていた。 (相原俊之)

 

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