大阪・道頓堀名物、グリコの看板が引退!6代目は今秋登場

2014年8月18日6時0分  スポーツ報知
  • 午後10時に消灯され“引退”した5代目のグリコランナー看板

 大阪・道頓堀を彩る名物、江崎グリコの5代目電光看板が17日夜、最後の点灯を終えて“引退”した。5代目は1998年に登場したが、老朽化のため改修されることになった。今秋には発光ダイオード(LED)を使った6代目にバトンタッチする。

 5代目看板は高さ約20メートル、横幅約11メートルで、両手をあげて駆け抜けるランナーの背景に大阪城や通天閣など4つの観光名所が描かれていた。江崎グリコによると、6代目も初代から続くランナーの姿は変えないとしているが、詳細は「完成後のお楽しみ」という。

 17日は、通行の妨げにならないよう「消灯式」などは開かれなかったが、この日が見納めと知った大勢の人々が、午後9時半ごろから看板を間近に見られる戎橋や道頓堀川沿いの遊歩道に参集。ランナーの姿をまねてスマホで撮影する外国人の姿も。午後10時、消灯とともに「わー」と歓声が上がった。大阪市浪速区の30代の自営業夫婦は「新しい看板は(日本一高いビルの)あべのハルカスなどが描かれるのでは」と期待を寄せた。

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