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【芸能・社会】

貴城けい「シカゴ」に挑む 宝塚歌劇100年でOG版

2014年8月17日 紙面から

「ロキシーを演じられて光栄」と意欲を見せる貴城けい=東京都内で(北村彰撮影)

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 元宝塚歌劇団トップスターで女優の貴城けい(40)が、ブロードウェーミュージカル「シカゴ」の宝塚歌劇100周年記念OGバージョンに出演し、ロキシー・ハートを演じる。ロキシー、弁護士ビリー、元スターのヴェルマの主要3役を宝塚OGが、それぞれトリプルキャストで演じる注目作。貴城は「今の自分(宝塚OG)でないとできなかった作品。タイミングが良く役を頂けた」と張り切っている。

 禁酒法時代の米シカゴが舞台。事件の容疑者で元スターのヴェルマと元不倫相手を殺害した罪で起訴された人妻ロキシーが、辣腕(らつわん)弁護士ビリーを巻き込み繰り広げる騒動を今回は、世界初の女性キャストだけで描く。

 以前に同ミュージカルの日本公演を観劇した際、「印象的だったのはロキシー役だった」という貴城。役柄について「ロキシーはあざとさがある女性だが、それを許せてしまうかわいさもあって魅力的」と分析し、9月のけいこに向けて「楽しみでもありドキドキ。思うがままにと思ってます」と意気込んでいる。

 同じ事務所の女優、米倉涼子(39)もロキシーを演じ、2012年7月にブロードウェーに進出した。“米倉ロキシー”については「すごいキュートで魅力的。女性の強さ、かわいさを全部兼ね備えていたロキシーだった。(今度は自分が)それをできるのがうれしい」と刺激を受けたようだ。

 また、私生活では夫で歌舞伎俳優の市川月乃助(45)との結婚生活も順調そのもの。「相変わらず夫は優しいですよ。『お互い長生きしましょうね』と言ってます。自分だけでなく守りたい人ができた」とのろけていた。

<貴城けい(たかしろ・けい)> 1974(昭和49)年5月22日、東京都出身。92年3月、78期生で宝塚歌劇団に入団。同年「この恋は雲の涯まで」で初舞台。2006年5月に雪組から宙組へ組替えし、トップスターとして活躍。07年2月に宝塚を退団後、女優として舞台やテレビ、映画などで活躍中。身長170センチ。

◆11月東京12月愛知

 「シカゴ」は、11月1〜9日などに東京国際フォーラムホールC、11月19〜30日に大阪・梅田芸術劇場メインホール、12月5〜7日に愛知・刈谷市総合文化センター大ホールで上演される。ロキシーは貴城のほか、朝海ひかる、大和悠河、ビリーは峰さを理、麻路さき、姿月あさと、ヴェルマは和央ようか、湖月わたる、水夏希が演じる。

◆豪華キャストと名曲披露してます

 貴城は、東京・有楽町のシアタークリエで公演中の「ONE−HEART MUSICAL FESTIVAL」(27日まで)に出演している。ミュージカルの名曲を豪華キャストが披露する公演で、貴城は「いろんなミュージカルを見た気持ちになりますよ」とPRしている。

 

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