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官房長官 基地移設予定どおり進める考え
8月15日 13時08分

官房長官 基地移設予定どおり進める考え
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菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先で工事の区域を示すブイなどの設置が始まったことについて、普天間基地の一日も早い返還に向けて移設計画を予定どおり進めていく考えを示しました。

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沿岸部では、埋め立て予定地の海底の地質を調べるボーリング調査を前に、14日から工事の区域を海上に示すブイやフロートの設置が始まり、地元では抗議集会が開かれるなどしています。
これについて菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で「政府としては、先般の仲井真知事による普天間飛行場の代替施設の埋め立て承認を受けて、引き続き沖縄の負担軽減に取り組むとともに、一日も早い普天間飛行場の返還が実現できるよう全力で努力していきながら、辺野古への移設についても粛々と進めていく」と述べました。
また菅官房長官は、計画に反対する住民グループへの対応について「海上保安庁は現場海域の安全確保を最優先に考えて、関係機関と連携しながら法令に基づいて適正に対応しているものと私どもは認識している」と述べました。

「理解得る努力を継続」

小野寺防衛大臣は閣議のあと記者団に対し、名護市辺野古沿岸部で移設に向けた調査の準備作業が始まったことについて、「普天間基地の一日も早い返還と危険性の除去を前提に進めており、工事を速やかに着実に進めていきたい」と述べました。
また、小野寺氏は、移設計画に反対する住民の反発が続いていることについて「沖縄にさまざまな声があることは承知している。工事は進めていくが、これと併せて、沖縄の皆さんの理解を得る努力も継続していきたい」と述べました。

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