パラダイム・シフト
去る8月に市民メディアを引退して以来、放ったらかしのこのブログでしたが、そろそろリニューアルして再開したいと思います。
さて、昨夜悪名高い「特定秘密保護法案」がついに成立してしまいました。たしかにこれは嘆かわしいことだけど、大局的には僕は悲観していません。なぜなら、世界は刻々と浄化されつつあると実感しているからです。8月で脱原発関連の市民メディアを引退したのも「もうこういうのは必要ない」と見切ったからです。おそらく、10年もすれば日本の脱原発は達成されるでしょう。それまでに何度かの局地的な再稼働はあるかもしれませんが、少なくとも日本中に何十基もの原発が稼働している状態に戻ることは決してないでしょう。なんせ、原発を動かしたがっている権力の中枢が、今や青息吐息の脳死寸前だから。
特定秘密保護法は、その連中の手先が仕組んだ、いわば最後の断末魔の悪あがきです。法案が成立したと言っても、施行されるのはまだ一年先。この激動の時代に、あと一年このまますんなり行くわけがない。今は世界の権力構造が音を立てて根底から覆されようとしている時です。特定秘密保護法は崩れゆく旧権力の「最後っ屁」でしかありません。意外と来年は公務員の内部告発ラッシュになるんじゃないだろうか?だって、 1年経ったら秘密保護法が施行されて、できなくなるわけだから。逆にそのおかげで秘密がどんどんバレたりしてね…w
だいたい、国家権力なんて、もともとが「人殺し集団」でしょ。日本だって、有力な豪族が戦争して、殺しあって殺しあって、一番最後に生き残ったやつに「天皇」って名前をつけて、「古事記」なんていう嘘の歴史、神話を捏造して「天皇の祖先は神様、日本は神の国」っていうインチキをでっち上げただけのことでしょ。イギリスは元をたどれば海賊。アメリカはインディアンを虐殺した侵略者。「国家」なんて一皮むけばそんなもの。
もちろん、共産主義国だって同じです。旧ソ連、中国は建国の時に何百万単位の人間を「粛清」の名のもとに殺している。どれだけご立派な理想を掲げても、人殺しやって実現する理想社会なんてインチキでしかあり得ない。それは共産主義国の現在の体たらくを見ても明らかでしょう。
もう国家なんていらないと思う。所詮そんなものは強いものが弱いものを虐げて食いものにするための道具でしかない。そんなものいらない。もう国家に幻想を持つのを止めよう。今こそジョン・レノンが「イマジン」で描いた理想を思い出すべきではないでしょうか。
Imagine there's no countries想像してごらん 国なんて無いんだと
It isn't hard to doそんなに難しくないでしょう?
Nothing to kill or die for殺す理由も死ぬ理由も無く
And no religion tooそして宗教も無い
Imagine all the peopleさあ想像してごらん みんなが
Living life in peaceただ平和に生きているって...
たしかに今、世界は混乱に満ちた状態に転がり落ちているかに見える。それは旧体制が崩壊していってるんだから、仕方がない。でも、今人間はこのジョンが描いた理想に、史上最も近づきつつあるんじゃないだろうか?一人一人がそっちの方向に歩いて行くことを選択すれば、きっとこんな世界が実現できるはず…僕はそう確信しています。
長くなるので、今日はこのへんで…また続き書きます。
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