夫の死体遺棄、60歳妻を逮捕

2014年8月17日6時0分  スポーツ報知

 兵庫県警明石署は16日、死体遺棄の疑いで、同県明石市の無職・岩佐真由美容疑者(60)を逮捕した。逮捕容疑は8月13日頃、自宅マンションで夫の光生(てるお)さん(65)が死んでいるのを知りながら放置した疑い。「死んでいると思わなかった」と否認している。

 明石署によると、異臭に気付いた近所の住民から連絡を受けたマンションの管理人が15日午後、「部屋から異臭がする」と119番し、明石署員が寝室で死亡した光生さんを見つけた。当時、3LDKの部屋のリビングの換気扇は回ったままで、窓は開いていた。遺体はかなり腐敗が進んでおり、司法解剖の結果、目立った外傷はなく、死後7~10日程度経過しており死因は不明。2人暮らしだった。

 明石署員が15日夕方、明石市の実家にいた岩佐容疑者を発見した。「13日に実家に行った。夫とは家庭内別居状態で、部屋も別々で関心がなかった。異臭には気付いていた」と話しているという。

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