LINE府議とテリー伊藤氏が仲裁交渉 BPO申し立て取り下げも視野
2014年8月17日6時0分 スポーツ報知
大阪維新の会の山本景大阪府議(34)が、無料通信アプリ「LINE」を通じて交野市の中学生に対し威圧的なメッセージを送信していた問題で、演出家でタレントのテリー伊藤(64)のテレビ番組での発言について、放送倫理・番組向上機構(BPO)に行った人権侵害の申し立てを取り下げる可能性が出てきた。16日、山本氏が明かした。
交野市内で取材に応じた山本氏によると、双方と親しい人物の提案により、15日から協議がスタート。「落としどころがどうなるかは分からないが、話がつけば(申し立ての)取り下げ、というのもあると思う」と説明した。
テリーは今回の件を報じた日本テレビ系「スッキリ!」の11日放送分で「キモいもん」などと発言。それを受けて、翌日に山本氏がBPOへと申し立てた。テリーは15日の同番組でも「同じ土俵に上がっても実りがない」と述べたが、山本氏は「泥仕合になっても仕方がない。まずは話し合いをきっちりしたい」と、これまでの対決姿勢とは一転した態度を示した。
17日には同市内で市民に向けた活動報告会を行う予定で「(一連の問題について)市民の方々のご意見を伺いたい」と話した。