ネット事件簿
LINEの株取引サービスに不安も
SBI証券は、8月19日に証券業界としては初となるLINE公式アカウントを開設。友だち追加したユーザーに、キャンペーン情報や各種サービス情報を提供する。また9月以降は、公式アカウントを友だち追加したユーザーと個々にやり取りができる「LINEビジネスコネクト」を活用して、個別の情報提供も行うという。
具体的には、ユーザーがSBI証券のLINEアカウントに対し銘柄コードを送信すると、その株価が通知されるほか、LINEからの株式売買の注文にも対応する予定で、売買の成立を知らせる約定通知をLINEで受け取ることもできる。
日常的に利用することが多いLINEを活用して、より身近に株取引ができるようになるわけだが、ネット上では賛否両論となっている。ツイッターでの意見を見てみると、
「こうゆう動きが出てくるのは必然。あとはどれだけ買いやすい、買う価値のある株があるか」
「これは凄い。LINEはもはやただのサービスではなく、インフラになりつつあるな」
と、LINEで株取引ができるようになる現実に驚く人がいる一方で、
「アカウント乗っ取りが鎮火してないのに、これは安心して使えるイメージが湧かない」
「別にSBI証券のアプリ内で株の取引すればいいだけやと思うんやけど。。
LINEを介する意味が良くわからない。情報のリスクが増えるだけじゃないのか」(原文ママ)
など、安全面での不安を訴える声も多かった。
たしかに、他人のLINEアカウントを乗っ取り、プリペイドカードなどの購入を依頼する詐欺行為が行われている現状を考えると、株取引のツールとして使うのに不安を感じるのは致し方ないところだろう。
(R25編集部)
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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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