暇じゃないはずの大学院生による京都と学問の楽しみかた

学問、社会の諸問題をわかりやすく解説しようと試みるブログ(おふざけ&おもしろ路線にしたかったのにどうしてこうなった)

研究者はPCが命!〜MacBookはAirかProか。それだけが問題だ〜

どうも、いつも大量の文献を抱えて研究室へ通い、以前、肩と腰を痛めたことがある大学院生です。

暇じゃないはずなんですけど原稿が1週間前に終わっているはずだったアカウントがこちらになります*1

全部、研究室での真剣作業中に雑談的な空気を開始した奴らが悪そこで帰るタイミングを見失って集中できる場所に行かなかった自分が悪い。あほめ。
そして、今もブログ書くのに1時間以上掛けてるという点で終わってるんですが、これは自分自身を貶めることによってゴミクズ・アピールをするという一昔前の手法ですので騙されてはいけません*2

 

そんな中、愛機 (MacBook Pro) *3 のバッテリーが故障しました。

というわけで、パソコンを買い換えるか、修理して来年まで持ちこたえてもらうべきか、絶賛悩み中の大学院生となりました。

今日から、パソコンと電子化を中心に、研究者の断捨離というテーマでお届けします。たぶん、長くなるのでシリーズものになります。

 問題の所在:PCの故障(要修理)

PCのバッテリーが「要交換」になった*4

症状

最近のMacは、バッテリーが末期症状になると「バッテリーの交換修理」という警告が表示されます。
このまま放置するとさらに悪化し、バッテリーが膨張して、キーボードやトラックパッドを圧迫して使えなくなります。そして修理箇所が増えます。つまり、修理代が増えるということです。

従って、①修理、②早いうちに買い換える、のどちらかがが必要です。
問題点として、

①は、安いけどPC(3年以上使用)が再度壊れるリスクは依然として高い*5

②は、新品になるけど、最低10万前後の出費がかかる。


また、PCは1年ごとに新しいのが出るので、今後の買い換えスパンを考えると、延命できればできるほど高スペックが安価で買えるようになるので長持ちさせるほど長期スパンでかかる費用が少なくて済む

つまり、今回、新品を買わずに済むならその方がよい。

昨年、この理由でMacBook Airを1度買いかけていますが、結局もう1年様子見*6、という結果になりました*7

院生のパソコンのスペック

MacBook Pro 13 inch/Retinaじゃないやつ/2011年モデル/いちばん安いやつ。

しかし物足りなくなり、2012年8月に換装を重ね、SSD 512GB*8メモリ8GB*9を装填。15万未満にして理想的な稼働力を得た*10


SSDの換装方法については、以下を参照しました。

【SSD幻想シリーズ】MacBook Pro 17″(Early 2011)に ADATA ASX900S3-512GM-C 換装。快適です(*´ー`*) / もっと知りたいリンゴあれこれ

 

自宅へ帰ると、自動的にtimecapsuleにバックアップされるシステム(手間いらず)。
必要文献、関連資料、自分の過去のアウトプットファイルは全てここに入っており、いつ・どこでも作業ができる。
文献などのファイルは文字認識がなされており、困ったらPC内検索をすれば、だいたいの調べ物は完了する。

iPad, iPhoneの母艦を兼ね、遊びも研究も執筆もこれ1台でOK!

まあ、研究の生命線ですねハイ。

 

ちなみに、大好きな場所(生息地)はスタバです。どや顔なんかしてないけど、「スタバでMac」という○n○nの婚活特集「院生の見分け方」の超典型的なパターンを満たしてます。ちなみに、ナンパされたことはありません*11

京都のスタバでPCを広げている奴がいたら、高い確率で本ブログの中の人ということになりますね。見つけても声かけてはいけません。

故障の原因(推定)

夏なのに、24時間電源つけっぱなしだった。

つけっぱなしにした状態で、冷房なしの自宅で作業したりした*12

バッテリーは熱くなっており、冷却や、何時間か使用したら休ませるなどの処置が必要であったものと思われた(遅ぇーよ)

AirかProか。それだけが問題だ

さて、今回の対応として、考えられるのは①修理、②新品購入、の2通りです。
その前に、自分自身の理想的環境をイメージして、それを念頭に置いて、少しでも理想に近づけようという方針で、ベストな対応を考えていきましょう。

理想:「オール・イン・ワン」の最強PC。軽さは正義

Retinaほしい。あと今のPCは重くて*13持ち運びが苦痛。
理想は、旅する研究者で、自由に飛び回って世界中の色んなところを冒険しながら仕事したい*14。PC1台に全部が入っていて、日本でもアジアでも南極大陸でもサハラ砂漠でも、世界中のどこにいても研究と仕事ができる!そんな大人になりたい。いいでしょ?理想なんだから語らせて?夢を描くのは自由!


理想としては、堀江さんのように、MacBook Air 11 inch 特盛り(最強スペック)を買って、身軽さと最強の稼働力を両立させたい。でもRetinaも捨てがたい…

 

結論:PCはオールインワンがいい!

まあ要は、特盛りAirRetina特盛り(1TB)がほしい!(予算:20万*15

MacBook のレパートリー: Air/Proを中心に

AirとProの話が出たので、ここでMacBookのレパートリーの話をしましょう。

 

Airは軽量化された分、基本性能、できることの幅がProに劣ります。
不要な機能をそぎ落として、可搬性を向上させたのがAirといえます。
たとえば、Air 11 inchはSDカードが使えないですし、画面も小さいです。
Air 13inchは、SDカードが使えて、USBを挿せる数も11 inch より多く、バッテリーも長持ちするので便利です。
Proと比べると軽い割にはバッテリーも長持ちするため、実は根強い人気を誇っていそうなのがAir 13 inchです。詳しくは以下の記事を参照。

初めてのMacBookの選び方【Late 2013編】 [Mac] All About


Proは、最近Retina化も当然になってきています。ただし、高いです。
あと、近頃はSSD化が進んでいるまっさいちゅうで、容量はAirもProも相場は変わらないんですよ。
従って、Retina=ブルジョアのたしなみとなっています。基本的に奴らの値段は高い。15 inch以上は別格ですが、これはPCの値段が高くても広い液晶と高い機動力がほしい人向けです。

 

ただ、「曇った液晶で修論を書いたら、ロジックも曖昧になってしまう。素晴らしい修論を書きたいなら、Retinaという鮮やかな画面で書かなきゃ」という某先輩の悪質(?)な宣伝により、M2全員が増税を前にRetinaモデルを購入したという謎の研究室内ブームを誇っています。

 

現実:PCは研究者の命。されど院生はひもじい。 

さて、思う存分妄想をしたところで、現実を見ていきましょう。

まず、予算。執行するのは構いませんが、院生の基本として余計なお金は使うなの一言に尽きます。

大学の専任教員になれば、研究費として、まあ必要経費で落とせるようになるので出費はゼロです。ただし、そのご身分になれるのは、准教授クラスということで早くて30代前半でなれれば優秀な方で、遅いと40前後になるわけですよ。この「研究費から…」を、無理な現実*16と呼びます。

最近は授業料も高いですし、准教授まで正社員になれない契約社員を転々としていくアカデミアの道では、将来いつワープアとなるかわからないわけで、貯金があるにこしたことはないです。

貯金は切り崩さない方がよいのです。いっそのこと大学に住んで寝袋で寝て暮らすか、と言ってたばかりなので、それほどお金は貴重です。

以上をまとめると、新品PC買うより数千円の修理で済めばこしたことはないということになります。新品買っても、どうせ1年経てば、今回と同様に故障のリスクが出てくるわけですよ。

ここまでのまとめ

・パソコンが壊れた。

・①修理(安価)、②新品を買う(高価)、どっち?本音は新品を買いたい。

・軽さと機動力、両方ほしい。バランスよく両者を兼ねるのはAir 13 inch

・個人的には11 inch特盛りがほしい。だがこのマシンは地雷*17

・院生はひもじい。お金がない(悲しい現実)

・修理か新品買うか、それが問題だ。

 

…次回に続く。

 

追記

Macに関して、修理時のやり取りとか、いわゆる開封の儀とか、色んな日記を書いてるブログが増えています*18

Macは、マニュアルが添付していないんですよ。困ったらアップルHPの公式サイト*19で聞くなり、オンラインでダウンロードできる説明書を調べるなりすればよいという考え方のようです。

本ブログ中の人も、購入・設定・故障などに際して、上に挙げた「もっと知りたいリンゴあれこれ」ブログや、他のブログの記事をみて情報を得てきました。

 

自分もお世話になった分、ただでさえ悩ましいけど便利なところも多いMacに関して、自分自身の体験を共有することが誰かの参考となればと思い、1つ1つの判断、思考、行動(購入、修理など)のプロセスを記しておくことにしました。

今回、事の顛末*20と、基本的な考え方を記したのは、そこに理由があります。

Macにお悩みの、どなたかの参考となりましたら、幸いです。

*1:お盆明けに印刷が終わっているはずが、まだ入稿すら終わってないという。たぶん明日編集者様に殺される…

*2:「テスト勉強全然やってないわー」とか言う奴に限って合格していき、本当に勉強をしていなかったお前らは涙目となり再履修の憂き目を味わう。ちなみに、中の人は後者の経験がある。つまりはそういうこと(注:ここは調子に乗った書き方をしてみましたが、悪意はありません本当に)。

*3:愛器と打ち間違えると院生が淫性になってしまうので注意。打ち間違いこわいなおこれは打ち間違いではない

*4:バッテリーの減りが早くなった。一瞬でなくなる

*5:①のリスクである、長く使うほど壊れやすくなるという現象は、後述します(注:次回以降になりました)。

*6:今年、というか、まさに現在、買おうとしている。できれば買わないで経費節約したいんだけど、もう1年以上にわたって買いたい欲を抑え続けている。禁欲中です。

*7:詳しくは後述。(追記)今日の記事ではなく、明日以降の記事になりました。

*8:3万

*9:1万もしなかった

*10:当時の水準による。今では1TBクラスのSSDも出てきてるので…。今でいう1TB SSDと思えばよいです。

*11:現実はそんなもん。a○a○の院生特集は大嘘。ただし中の人の将来性という点は保証しておきます(※自己評価による。そして自己評価なんて信じちゃいけないです)。

*12:中の人は、汗をかくのが好きです。水分を大量に摂取するので熱中症知らずです。夏でも布団をかぶると落ち着くタイプです…。

*13:2.57kg?正確には忘れたけど2kg以上。

*14:なお、将来的には、そのようになる確固たるビジョンがある。しかし、そのためには「要努力」であり、現状の自己評価としては全然足りないので論外。

*15:そんなに持ってない。お金があるなら学会に行って学び、懇親会で顔を売りましょう。院生生活における、もっと理想的な使い方があります。

*16:あり得ない。

*17:過去の反省として、vaio type Pの最強スペック(256GB SSD, メモリ1GB。2009年当時の最強スペック)を総額20万以上分割払いで買ったんだけど、atomは弱すぎてiTunes, Skypeを起動しようとするとフリーズして、結局メインマシンたり得なかった。おまけに分割払い=リボ払いで、どんどん金利増えていって当初の見込み分割払い回数より1年以上かかった…社会勉強になりました。なお、この子は5年以上現役で故障知らず、Mac買った後も外出用マシンとして頑張ってくれました。2012年頃から、ネットなどの重さに耐えられなくなり家計簿専用マシンに。最近は2台持ち出すのがめんどいので仮想化parallelsを導入して役目を終えました。また復活するかも…w

*18:個人的には、「開封の儀」とか宗教的で気持ち悪い。まあブームに乗っている信者、くらいに考えておけばよいでしょう。ユーザーに対する情報の有用性という観点からは、全く役に立たない。ただしメーカーにとっては購買促進という宣伝面の利があり、それにより経済が活性化すれば、社会全体への貢献度は計り知れない(かもしれない。後半へいくにつれ適当です)。

*19:知恵袋のような相談コーナーがあります。

*20:注:まだ修理持ってってない。行くのは来週です。基本的には、新しく緊急時対策としてMacBook Air 11 inchを買うことになったとしても、修理の予定。いずれ売るのと、このマシンは音楽・映像保存、iPhone/iPad母艦用とする、という2つの目的から。