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靖国参拝は3閣僚 首相は玉串料奉納
8月15日 16時46分

靖国参拝は3閣僚 首相は玉串料奉納
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「終戦の日」の15日、安倍総理大臣は東京・九段の靖国神社に参拝せず、自民党総裁として私費で玉串料を納めました。
一方、安倍内閣の閣僚では、古屋国家公安委員長と新藤総務大臣、稲田行政改革担当大臣の3人が靖国神社に参拝しました。

終戦の日の15日、安倍総理大臣は靖国神社に参拝せず、自民党の萩生田総裁特別補佐を通じ、「自民党総裁・安倍晋三」として私費で玉串料を納めました。
このあと萩生田氏は記者団に対し、「総裁に代わって玉串料を納めてきた。『自民党総裁・安倍晋三』と記帳させていただいた。総裁からは『国のために尊い犠牲となられたご英霊に尊崇の念を持って謹んで哀悼の誠をささげてほしい、揺るぎない恒久平和をしっかりと誓ってほしい』ということで、そのことを伝えてきた」と述べました。
第2次安倍内閣が発足したあと、安倍総理大臣は総理大臣就任から1年がたった去年12月、靖国神社に参拝しましたが、去年の「終戦の日」も参拝はせず私費で玉串料を納めています。
また、靖国神社の春と秋の例大祭でも参拝はせず、真榊(まさかき)と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納しています。
一方、安倍内閣の閣僚では、古屋国家公安委員長と新藤総務大臣が15日午前8時前、個別に靖国神社を訪れ、本殿に上がって参拝しました。
また、午後には稲田行政改革担当大臣が、みずからが会長を務める議員グループのメンバー9人と共に参拝しました。
参拝のあと古屋大臣は記者団に対し、「春、秋の例大祭と8月15日は国会議員になってから参拝を欠かしたことはなく、ことしも参拝させていただいた。1国のために命をささげられた方々に対し哀悼の誠をささげることは当然のことと思っている。『国務大臣古屋圭司』と記帳させていただいた」と述べました。
新藤大臣は私費で玉串料を納めたことを明らかにしたうえで、「個人の私的な行為だ。二度と戦争を起こしてはならないという平和への思いを新たにするとともに、かつて戦争で命を落とした尊い英霊に尊崇の念を込めてお参りをさせていただいた」と述べました。
稲田大臣は「日本が主権国家である以上、国のために命をささげた方々に感謝と敬意と追悼の意を表することは自然であり、当然のことだと考えている」と述べました。
さらに、小泉復興政務官や衛藤総理大臣補佐官も、15日午前、靖国神社に参拝しました。
一方、根本復興大臣は閣議のあと記者団に対し「その時々の自然な気持ちで参拝している。春から夏にかけての静かな時期に参拝した」と述べ、「終戦の日」に先立って靖国神社に参拝したことを明らかにしました。

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