マイクロソフトは7月17日、ウィンドウズ8.1を搭載したタブレットの新モデル「サーフェスプロ3」を発売した。マイクロソフトの高性能タブレットとしては3世代目となり、1、2世代目と比べるとデザインや機能に大きな変更が加わっている。また100グラム以上の軽量化が図られ、持ち歩きがしやすくなったことも特徴の一つだ。今回はサーフェスプロ3の新機能を中心に検証していこう。
■画面比3:2のめずらしい液晶ディスプレー
サーフェスプロ3は、CPUに高性能なCore iシリーズを採用するタブレットだ。CPUやメモリー、内蔵ストレージの容量で5モデルをラインアップする。もっとも低価格なモデルはCPUがCore i3、メモリーが4ギガバイト、ストレージは64ギガバイトで予想実勢価格は9万1800円だ(今秋発売予定)。今回はCPUがCore i5、メモリーは8ギガバイト、ストレージが256ギガバイトの中堅モデル(発売済み、14万円前後)をテストした。
1世代目と比較すると、CPUが変わったくらいで大きな変化がなかった2世代目。しかし3世代目となるサーフェスプロ3では、サイズや重さ、液晶ディスプレーの画面比、解像度などかなり大がかりな変更が加えられており、他社の一般的なウィンドウズタブレットと比較しても、かなり毛色の異なった製品に仕上げられている。
最も特徴的なのは、12型とやや大きめな液晶ディスプレーだろう。また映画を代表とする映像コンテンツの表示を重視し、16:9の画面比を採用するタブレットやパソコンがほとんどの中、3:2という画面比を採用した。解像度も、一般的なタブレットで採用しているフルHD(1920×1080ドット)ではなく、縦と横に少し多い2160×1440ドットだ。
この画面比のディスプレーに映像コンテンツをフルスクリーンで表示すると、上下に広い黒い帯が表示される。一般的なデジタルカメラの画像の画面比は4:3か3:2なので、画面いっぱいに表示されるか、両脇に狭い帯が表示される程度だ。どちらかというと静止画表示に向いた画面比と言える。
マイクロソフト、ウィンドウズ、サーフェス、タブレット、メモリー
マイクロソフトは7月17日、ウィンドウズ8.1を搭載したタブレットの新モデル「サーフェスプロ3」を発売した。マイクロソフトの高性能タブレットとしては3世代目となり、1、2世代目と比べるとデザインや機…続き (8/16)
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