放射線量の高い地域で暮らす子供たちに、
放射能の心配がまったく要らない夏休みを
過ごさせてあげたい!
「海旅キャンプ」。
なぜ「海旅」という名前がついていながら、
保養の場所が山奥なのかは、まったくもって
わかりませんが、とにかく放射能に気を付けて
暮らしている皆さんに、少しでもストレス解消と、
自然と触れ合う時間を味わっていただこうと、
一人の「天才」が立ち上がりました。
名古屋にあるバー、「URBAN COWBOY」を
経営している西田優太さん、通称・ニシダッシュ。
「保養」と言うと、どこぞのNPOが、非営利を
名乗っていながら、補助金を目当てにやったり
するものですが、「海旅キャンプ」は違います。
ニシダッシュさんが、「保養をやりたい!」と
言ったら、「いいね、それ!」と思った人たちが
お金を集め、そして、人を集め、実現してしまった
プロジェクトなのです。しかも、今年で2回目!
保養を文化に!
「保養」という言葉を口に出せないのではなく、
「保養」というのが、当たり前の世の中にしたい。
ニシダッシュさんや、そのまわりにいる人たちの
志は、ものすごく高いのです。
確かに、今でもまだ「保養」という言葉を出すと、
イヤな顔をされることがあります。「これくらいの
放射能は大丈夫だ」と思いたい人たちにとって、
「保養」というのは、放射能が危険であると認め、
放射能のない所で過ごすことの有効性を認める
ことになってしまうからです。
放射能は危険ではないので、
保養に行く必要なんてない!
そんなことよりも、無意味なものに気を付けて
暮らすストレスの方が体に悪いと言うからです。
しかし、気を付けながらストレスを少なく生きる
方法がまったくないわけではありません。
むしろ、「保養」は楽しい!!
この際、「放射能に気を付けたいから」という
理由じゃなくても、僕は構わないと思うんです。
「楽しいから参加する!」というのでもいい。
普段、放射能を気にしていない人が参加しては
いけないかと言ったら、そういうわけではないし、
福島以外の場所に住んでいる人が参加しては
いけないかと言ったら、そういうわけでもない。
ただ、間違いなく言えることは、このキャンプでは
放射能の心配をする必要はないし、子どもたちが
約1週間、めちゃくちゃ楽しく過ごせるということ。
もちろん、子どもだけではありません。
大人が心をリフレッシュさせられるというところも、
この「海旅キャンプ」の最大の醍醐味なのです。
僕が行った時は、ちょうど音楽祭の真っ最中。
子どもは川で遊び、大人は音楽を楽しむという、
どこぞのNPO団体がやる「保養」とは、だいぶ
雰囲気が違いました。
朝から晩まで音楽祭。
ニシダッシュさんの「1曲やってよ!」という
オファーに、たくさんのミュージシャンが賛同!
音楽に合わせ、体をユラユラさせるというのは、
子どもだけでなく、大人も気持ち良いです。
森と渓流に囲まれた大自然の
野外ライブで、ストレス解消!
題して、「NISHI ROCK FESTIVAL 2013」。
こんなことができちゃうのは、ニシダッシュさんに
人望があるからでしょうね。
僕のように、誰からも慕われない人望ゼロの
人間がやった日には、タイムテーブルは悲惨!
17時頃から、「ひぐらし」と書くしかありません。
ステージではなく、後ろの森から聴こえますが。
三宅洋平さんと出会ったぐらいからでしょうか。
「音楽って、すげぇ!」という世界に目覚め、
こんな大自然の中で、生ライブを聴けることの
素晴らしさに感動するようになったのは!
大人たちが、ライブの演奏に酔いしれる頃、
子どもたちは、好きなだけ川で遊びました。
ご存知の通り、住んでいる地域によっては、
川遊びはできません。福島はもちろんのこと、
千葉県柏市の川でさえ、子どもが遊ぶことには
抵抗があります。
検査もせずに「安全だ」と言う人はいますが、
もし安全を主張される方がいらっしゃいましたら、
原発作業員の汚染水ミストが微笑ましく見える
千葉県柏市のナイスな川をご紹介しますので、
ぜひ一緒に水遊びしましょう。
「大丈夫です、600万ベクレルまでは!」
もちろん、ここではどれだけ川遊びをしても
怒られることはありません。滅多に遊べない
ことを、子どもたちも知っているので、みんな、
限界まで川遊びをします。
「そろそろ行くよー!」と言っても、「もっと
遊ぶ!」という答えが返って来ちゃうので、
川遊びの無限ループ状態。
ここは、「山なんや」のカフェスペース。
遊び疲れたら、外から漏れる音楽を聴きながら
寝っ転がります。僕のように、いつもパソコンを
広げているタイプの人間にとっても、なかなか
居心地の良いスペース。
「おとなもこどもになるキャンプ」。
そういえば、僕たちが日が暮れるまで遊んで
いたのって、いつぐらいまでだったでしょうか?
大人になるにつれ、いろいろと忘れてしまった
ものがあるような気がします。
やっていることは、すごくシンプルなんです。
山奥にある民宿で、思いっきり「遊ぶ」こと!
楽しいことをしようよ!
用意されたロケーションは、抜群です。
その代わり、交通の便は最悪なんですけどね。
なにしろ、最寄りのコンビニまで歩こうとすれば、
少なくとも30分以上はかかるという山奥です。
川のせせらぎに癒される。
川の流れる音には、ヒーリング効果があると
言われますが、僕のように、クソ野郎と戦い、
日頃からストレスを溜め込んでいる人間には、
心がキレイになる気がします。
こういうシチュエーション、ものすごく思い出に
残りそうですよね。ここには、中学生の男女も
来ているので、これで恋なんかが始まったら!
電光石火の大恋愛!
甘酸っぱい映画になっちゃいそうです。
正直、こういうところから始まるひと夏の恋を
描くのは、悪くないと思いますよ。おもいっきり
レモンをかじった感じになっちゃいますけどね。
30代半ばのオッサンが、甘酸っぱい中学生の
恋を妄想し、無駄にキュンキュン言っている頃、
MTG(マリコ・ザ・グレート)と、まのび放送局の
真野さんは、写真やツイキャスでライブを拡散!
なにげに、この保養プロジェクトの様子は、
ちょいちょいライブで見ることができました。
そして、楽しい音楽に乗り・・・。
赤ちゃんもストレス解消だぜ!
音楽のスゴいのは、赤ちゃんに伝わるところ。
どの赤ちゃんを見ても、なぜか楽しそうでした。
そして、このライブを誰よりも楽しんでいた、
もう一人の天才。僕が大阪で出会った天才に、
まさかここで再び会えるとは思いませんでした。
このボディアート、まさかの柚木ミサト作。
どんだけ贅沢な作品だと思うんですけれども、
もちろん、こんな感じなので、子どもたちには
大人気です!
この格好で、子どもたちに将棋を教えて
いましたからね。勝てそうにありません!
真面目な「保養」もいいけれど、子どもたちを
楽しませるために、いろんなことをやっちゃう
ユルユルな「保養」。感性が中学生の僕が、
めちゃくちゃ楽しいと思うんですから、おそらく、
子どもたちはめちゃくちゃ楽しいことでしょうね。
しかも、この日のお楽しみは、これだけでは
ありませんでした。まだまだ楽しい企画満載!
そうです、ここに来た時に準備していた、アレ!
この続きは、また明日、お伝えします!