随分久しぶりのブログ更新だ。ただ、これだけは知っていて欲しい。喧嘩も戦争も…互いの生命に関わる深刻な抗争は多くの場合常に静かに行われる。メディアがヒステリックに報道する頃には、すでに何らかの「結末」が用意されているのである。つまり本当の喧嘩や戦争、抗争は本来密室で始まり密室で手打ちが行われてきた。これが歴史といっても過言ではない。

さて、我が悪友・松井章圭との喧嘩だが~正しくいえば私は何ひとつ喧嘩をした覚えがない。ただ熱心なビジネスの誘いを受け、退くに退けなくなったのが発端であることは事実である。
過去ビジネスを巡って大山倍達総裁とトラブルになったことがある。それがトラウマになっていた(「大山倍達正伝」参照)。
更にいうならば私は芦原英幸先生から常に言われていた。
「純粋の友人や仲間とは絶対にビジネスをしてはいけん。後に、たった1円を巡って取り返しのつかない喧嘩になる。人間関係の中に銭が紛れるといつか敵味方になる。大山(総裁)先生が梶原と義兄弟といいながら互いに憎しみ合って切れたのも全てが銭。大山先生を黒崎(健時)先生が見捨てたのも銭が原因じゃけん」(「芦原英幸正伝」参照)
私は松井に男としての覚悟を持って付き合う意志があるかと訊いた。彼ははっきりと「一生のパートナーじゃないですか」と答えた。こうして私は松井章圭とともにビジネスを行うことを決意した。これで我々は一蓮托生の関係になったと改めて覚悟した。
ところが突然…、突然とはいいながらそれまでにも小さないさかいや意見の違いで何度か揉めては会議を繰り返したりしてきたが、新しくビジネスのパートナーを組んだ以上、互いを理解し呼吸が合うまでの1-2年は、何かとぶつかるのはどの世界でも当たり前の風景だといえる。互いにブツブツいいながらも徐々にビジネスパートナーとしての絆を深めていく。
私にとってMUGENの元副代表・塚本佳子との関係もそうだった。ましてや相手は女性である。25年近い年月のなかでは単なる上司と部下の関係だけでなく自然と男女の感情も芽生えてくる。若ければそれが恋に化けることもある。
しかし、それでも塚本が私にとって100万分の1のパートナーでいてくれたのは、「ビジネスに於いては互角の関係」つまり一蓮托生、一心同体を貫いてくれたからだ。どんな時があっても私は塚本を守ったし、塚本も私を庇ってくれた。
ところが松井章圭は違っていた。松井は常に極真会館と私のMUGENを上下関係の視点で見ていた。極真会館(松井)から降りてくる企画やアイデアは絶対であり、「MUGENのブレーンにもこんな人間がいるから協力してもらおう」といっても殆ど「嫌、僕の人脈を使って下さい。僕は僕自身が認める人間としか組まない」と譲ろうとしない。蛇足ながら松井が連れてきた「専門家」はほとんどが素人同然だった…。
結局、松井は私のことも「目下」に見ていたのだ。私は何度も念を押した。「ビジネスにおいて俺と松井さんは対等だと認識してますがね」と。
松井も「勿論」と応じていたが…突然の契約解除を言い出したとき、松井は明らかに言った。
「MUGENは極真会館の下請け企業でしょ。親会社がお宅に頼まないと言ったら下請けは従うのが常識でしょう」
この言葉が私の心に火をつけた。
私は過去1度も松井章圭の「子飼」だったことはない。私も極真空手を学んでいるが、私の師は大山倍達総裁と盧山初雄師範である。チャンピオンとはいえ松井は単なる先輩に過ぎない。ましてやビジネスにおいて極真空手の序列など何の意味もない。
松井はMUGENのソフト、能力を欲しくて私にビジネスパートナーとして誘った。MUGENは極真会館に対して彼らが必要とするソフトを提供しその見返りに金銭を極真会館から得る…まさにGive And Takeの関係ではないか!?
だが松井はそのビジネスの場で、MUGENを自らの下に置き、倅の言葉の挙げ足をとって「事務局の福田や成嶋は本来ならおまえが話し掛けられる相手じゃない」と吠えた。
ちなみに現在、倅の大志はMUGENの取締役社長として、相手が電通であろうがテレビ朝日だろうが講談社だろうが朝日新聞だろうがビジネスにおいて対等の付き合いをしている。結局、松井は幸いにもくも膜下出血に耐えて生き延びたものの、彼の社会感覚は極真空手の世界に浸りきり、「稼業」の世界を舐めた程度に過ぎないのである。芦原先生の言葉を借りるならば、「たかがヒヨッコ」なのだ。


さてこれまでも何度か書いてきた人物だが。早稲田大学の大先輩であり警察公安で40年の経験を積みながら現在では超一流商社の常任顧問に就いている…仮にK先輩と呼ぶ。
ありがたいことにこの度MUGENの顧問を引き受けてくれた。顧問というよりは私たちの後見人である。極道の世界を極めた横溝玄象先輩も私たちの後見人だが…まるで対極にいる人たちなのが笑ってしまう。
K先輩はいう。
「松井さんはうまく公安、検察、国税を出し抜き煙に撒いて塀の中に入るのを逃れた。だが彼の行為が合法か否かを論じる前に…小手先ひとつで何百億円を動かし、そのうち200億円以上がどこかに消えてしまったなんて、誰が聞いてもまともじゃない。だから公安も国税も相当松井さんには怒りを持っています。検察も同様。小島さんも松井さんとの友情はまだ切れていないというけれど、もし彼が本気で裏切り小島さんの会社にトドメを刺そうとしてきたら…、手段を選ばず、まずは私の元部下たちを動かして暴対のコンプライアンスあたりを理由に引っ張りましょう。それだけでもう極真会館は持ちません。松井さんの極真会館は裏社会に繋がる組織であり韓国企業傘下にある。その点、私は今でも現役を通す実直な緑(健児)君の方が武道家としてずっとましだど思いますがね。以前の新極真会には古い体質が蔓延っていましたが今の支部長はみな心から緑君を信頼しています。この業界のならわしとして裏社会との付き合いもゼロには出来ないけれど、緑君は一線を画し決して彼らの世界とは交わらない。そのクリーンさが松井さんとは大違いなんです。だから緑君の周りにはまともな政治家や実業家が集まるんです。松井さんの極真会館は韓国企業傘下だから自然と韓国ではテコンドーの一派と見られています。小島さんにも緑君を応援して欲しいのが私の本音です。でもまずは松井君の度量を観察させてもらいましょ」

少なくとも現在の松井極真会館は、大山倍達総裁時代の組織とは完全に異質なものに墜ちた~総裁が託した後継者であっても、総裁の遺志を20年を経てことごとく無視するならば…。大山総裁(帰化)が目指したのは日本武道・極真空手だった
だが韓国人としての誇りを頑強に持つ松井は韓国系パチンコ企業に身売りしたのだ。
極真会館の韓国化は別にして、ビジネスとしての松井の姿勢について、ある実力者を仲介として「親会社」「オーナー」であるSANKYO幹部に相談を依頼している 近く直接会うことになるだろうが…

松井極真会館関係者
もうそろそろ目覚めるべきだと思う。T女史には極真会館支部長たちの過半数が不満怒りを抱いている…それを知りながら何一つ手が打てない松井館長!!
まさに現在の崩壊寸前の中国そのものではないか

読者の中には、松井が何に関わったのか? 松井が何をしたのか? 皆目判らないという人も少なくないだろう。そんな人はNetで
「グッドウィル クリスタル買収」
と検索しNetサーフィンを楽しんでいれば必ずとんでもない事実を知ることになるだろう。
それでも松井章圭はいいます。
「僕は何一つやましいことはしていない」


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