西日本~東北 局地的に激しい雨8月16日 6時54分
前線の影響で西日本から東北にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になり、局地的に非常に激しい雨が降っています。
17日にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は低い土地の浸水などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、九州から本州付近にのびる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、西日本から東北にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になり、各地で雨雲が発達しています。
16日午前6時20分までの1時間には高知県四万十町大正で50.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また、午前6時半までの1時間には高知県南国市後免で35.5ミリ、石川県羽咋市で32ミリの激しい雨を観測しました。
前線が停滞するため、大気の不安定な状態は17日にかけて続く見込みで、西日本から東北にかけての広い範囲で局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
17日の朝までに降る雨の量はいずれも多いところで近畿と四国で150ミリ、中国地方と北陸で120ミリ、東北で100ミリと予想されています。
気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、急な川の増水、落雷、それに竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
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