2014年08月14日

焼津、牧ノ原、島田


/支那そば処麦本店@焼津市高新田にてセット(支那そば+ひやし)/博多ラーメン池めん@静岡県牧之原市細江にて台湾まぜそば(追い飯つき)/いっこう@静岡県島田市にて辛口/

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 昨日の退社時、「いまのうちに代休、取っておいてね」と上長に言われ、善は急げと今日代休。
 西に向かう場合は小田急線の始発で向かうことが殆どですが、小田原からの東海道線下り始発に間に合わない(乗り換え時間が2分しかない)ので、ずっと乗れませんでした。
 昨日、他の駅までバイクで行ってから乗ればいいじゃんと気が付き、平塚駅西口の駐輪用(?)にバイクを停め(一日250円)、無事に始発に乗って出発。
 朝4時おきなのが辛いけど、東海道線の始発に乗れないのは小田急線の始発が遅いからではなく、自分のやる気がないからでした。
 すんません。

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 JR東日本とJR東海の境目駅の熱海で乗り換えて焼津に着いたの8時前。
 念のためバスの時刻表を確認するとネット情報と同じで一安心、ネット情報をまるっと信用できるほどお人好しじゃないんでね。
 バスを待っていたら雨が降ってきたけど、見える範囲にコンビニが無いじゃんね、困ったけどこのバスに乗らないわけにはいかないし。

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 詳しい事情は分からないけど、焼津市が運営している自主運行大井川焼津線、名称だけ見ると電車なのかバスなのか分からないですね(電車の場合は頭文字だけ繋げることがおおいですけど)。
 バスのお客さんは私を含めて二人だけ、これは一日四便しかない(8時台、12時台、14時台、18時台)からアテに出来なくて空いているのか、そもそも利用客が少ないので空いているのか、どうなんだろう。

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 高新田平バス亭で降りて、来た道を戻る感じで数分で支那そば処麦本店@焼津市高新田、店先に大きく朝ラーの看板があります。
 何時にラーメンを食べるのが「朝ラー」なのかの定義を見かけた事がありませんが、営業時間は朝8時からの表記、実際は13時頃まで営業されているようです。
 戸を引いて店内へ、真っ正面に一段低いと思われる厨房に店主さん、奥さん、手前のスペースに4人掛けテーブルが4卓。

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 カウンター席がないので空いているテーブル席に座りましたが、既に二組のお客さんがいらっしゃっていて、あとから二組いらっしゃって既に相席になっています。
 会社勤めですと朝の9時からラーメンは難しいかも知れませんが、メニューなんか見ないお客さんが一定数いらっしゃるようです。
 すぐにお冷やが運ばれてきて、「セットをお願いします」とお答えすると「大盛りサービスですが」と聞き返され「要らないです」と答えました。
 改めてメニューを見ると、支那そば450円、ひやし550円、各大盛り100円増し、セット1000円、「セットのお客様どちらか大盛サービス」とあり、何人かのお客さんは大盛りをお願いしていました。

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 演歌(歌手不明)か店内全域に響き渡る中、お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待っていると、セット(支那そば+ひやし)1000円、の支那そばから。
 何軒か志田系のラーメンを食べていますが、二杯頼むとどの店も必ず「温かい」方から提供されますし、改めて「冷たいのから」と指定されているお客さんもいません。
 志田系の特徴である小さめの丼にギュッと盛り付けた支那そば、4月に伺った竹乃や(麦本店の店先通りを真っ直ぐ向かうと6バス亭手前)の麺相とそっくり、竹乃やの製麺は未確認ですが、こちらでは自家製麺です。

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 麺は柔らかめ仕上げでプルンとした食感、朝から固め仕上げをボキボキ食べるのも悪くありませんが、お蕎麦やうどんのようにプルンと食べるのが美味しいですね。
 スープは豚や鶏より鰹節などの節系の味がしっかり感じられ、すっきりした喉ごしと共にとても美味しいです。
 豚バラシャーシューが三枚、メンマ、板海苔、青ネギが添えられています。

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 周りのお客さんを見ていると、1杯目を食べ終わっても2杯目の声を掛けることなく、黙って待っていると提供されるようなので、真似して。
 1杯目を食べ終わってお冷やを飲んで一息付いていると、お客さんの食べる速度を全く気にせずにお店のペースで調理されたひやしが運ばれてきました。
 ひやしをガラスの器に盛り付けるのは志田系の特徴ですが、こちらも竹乃やそっくりの麺相です。
 山葵は食べている途中で合わせたいのですが、チャーシューの上に乗せられています。

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 トッピングの隙間から麺を手繰って食べてみると、粗熱を取っただけのようで、「冷やし」ではなく「熱くない」程度です。
 何でもかんでも冷たくすればいいわけじゃなくて、スープとのバランスが大切だと思います、この程度のひやし具合が私は好き。
 スープは支那そばのスープをそのままひやしだけに思えて一工夫も二工夫もされていて、実に美味しいです。
 トッピングはチャーシュー三枚に山葵、メンマ、青ネギ、板海苔の上に紅生姜、一つたりともひやしには欠かせませんね。
 スルッと食べてしまってご馳走様、お盆にドンブリを乗せて厨房へ、レジで会計してお店を出ました。

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 バスの時間まで40分近くあるので近くの日陰で一息付きながら。
 途中雨が降ってきましたが、何とかバスが発車する頃には上がってくれました。
 バスに乗っていて、今頃PASMO(交通系ICカード)が使えることが分かって、でも乗る時にタッチしてないし、それじゃあ次回から。

 終点、というか循環なので終点とか言わないけど、グランバリー前で降りて。
 バスからバスへの乗り継いだのは初めてかな、時間に余裕がなかったので早歩きでバス亭に向かうと、お盆ダイヤの表記。

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 しまった、焼津市のホームページ大井川焼津線はお盆ダイヤではないことを確認したけど、それで安心してしまってしずてつジャストラインの確認を怠ってしまいました。
 40分待ちか、何分だろうが待つしかないので。

 定刻から少し遅れてバスが来て出発、定刻より10分以上遅れてお店の最寄りである静波一丁目に到着。
 先のバスでも思ったけどバスの時刻表は「誰も乗り降りしない」時間で組み立てられていて、一回乗り降りすると1分の遅延、そういう風に世の中は回っていく。

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 博多ラーメン池めん@静岡県牧之原市細江、この店で台湾まぜそばを販売しているという情報を5月にキャッチして、遅れること3ヶ月。
 単に「流行っているから作ってみました」なら食べに行きませんが、台湾まぜそば発祥(考案)のはなび@名古屋市にまで行って、レシピを伝授されたとか。
 お盆と言うこともあるのか、10台上の駐車場は満車状態、店内は満席で店内待ち席にお客さんがずらり。

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 店内に入ると店長さん含め4人の店員さんがフル回転、たまたま混雑しているのではなく「いつもこの位は混雑しています」な店内です。
 食券制ではないので店内を眺めながら待ち、しばらくすると店内待ち席が空いたので座り、女性店員さんがオーダーを取りにいらしたので淀みなくオーダー、ライチタイムは半ライスが付くので、よく分からないままお願いしました。
 待っていると列が進み、一回席を立って移動して座ろうとすると「ふらわさん、バスですか?」とお客さんに話しかけられ、びっくり。
 何と静岡一のラーメン食べ歩き人さん、彼がこの店に来ていることに何の不思議もありませんけど、こんな場所でピンポイントで会うことにびっくり。

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 空いているカウンター席に案内され、間髪入れずに瓶ビール、今日は静岡県牧之原市で一人お疲れ様会、って、まだ疲れてませんけど。
 付き出しは特に付きませんけど、卓上のキムチ、辛子高菜を盛り付けてぐいぐいと飲みます。

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 ビールを殆ど飲んだところで台湾まぜそば(追い飯つき)850円、専用の丼は用意せずにとんこつラーメンの丼にぎゅっと押し込んだ感じです。
 丼が小さいのでかき混ぜにくいので、程々のして食べてみましたが、これがタレと麺がしっかり絡んでいてとても美味しいじゃないですか。
 説明書きを読むと、はなび@名古屋市で使用している麺と同じ林製麺から取り寄せている太麺、麺茹で後を見ていましたがテボザルに麺をこすりつけているようなことはありません。
 こちらは豚骨の白湯なので遥かに粘度が高く、麺はそのままで十分絡むんですな。

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 刻み海苔を減らして、台湾ミンチとニラの量を多くしてあるので、すっきりした辛味が全体に広がっていて、肉と魚粉の旨味が引き立ちますね。
 ニンニクの辛さもいい感じですし、卵黄の美味しさが大きく全体の味をまとめ上げていて、あっという間に食べ切ってしまいます。
 後出しジャンケンですから元祖より美味しくて当たり前かもしれないけど、大切なのは、考案者への敬意を忘れないことと、より美味しくの改善を怠らないこと。

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 追い飯をお願いしようとするまえに、ランチタイムの半ライスサービスを頂いてしまって、タレもたっぷり残っていたので全体を良くかき混ぜて頂きました。
 いやぁ、美味しかった、ご馳走様でした。
 食後に少しだけお話しさせて頂いて退店。次は車でしか行かれないお店とペアで食べにこよう。

 駐車場で待っていて頂いた友達の車で最寄り駅へ。
 30分ほどのドライブでしたが、ずっとラーメンの話し、修行僧が地方巡業中に高僧とばったりあったような感じで、一言一言がとても勉強になるという。
 今月末に休みを取ってラーメン修行に行くという、「どうせ行くならまとめて食べないと」には心の底から共感する。

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 焼津駅まで送ってもらって、バスに乗っている間に次の店を探す予定でしたが、ラーメン談義に興じてしまい。
 ちょっと休憩してから島田駅へ、昼営業ぎりぎりでしたがとりあえず向かってみると準備中。
 これが九州だったり秋田だったりしたら、何としてもと頭を下げるところですが、まあ、いいかと、夜営業開始時間を待つことにしました。

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 3時間ほど待っていっこう@静岡県島田市、きっちり定刻に開店、物の本によると「千葉の横浜家で修業して独立」とありましたが、その「千葉の横浜家」を探すも見つけられません。
 店内は厨房を背にした壁向きカウンターが6席と4人掛け円卓、小上がりが8席、ちょっと変わった構成です。
 券売機は無く、席座ってからテーブルに敷かれた透明ビニールカバーの下に用意されているメニューを見てオーダーするスタイルです。

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 ラーメンとして醤油、辛口、みそ、チーマー、塩、中華、つけ麺と揃っています。
 ラーメン以外はご飯、餃子、後はジュースやビールなど。
 オーダーして店内を見渡してみましたが、壁にくくりつけの調味料置き、沈黙の艦隊などの漫画本などがずらり。

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 読んでいるウチには出来上がってしまうなと思っていたら、出来上がってきた辛口680円、豚骨醤油らーめんに辛味を加えたスープです。
 味わったことがないわけではありませんが、馴染みのない、何とも表現の難しい豚骨スープが唐辛子で辛味付けされています。
 こう言うスープを「好みが別れる」と表現するのだろうか。

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 個人的にはどんなスープでも「好みは別れる」のであって、「好みが別れない」スープというのを味わってことがないですが。
 麺は少し茹で過ぎのようで崩れかかっている平打ち中太麺、茹で加減の好みは聞かれませんでしたし、店内のどこにも掲示されていません。
 トッピングは固めのチャーシュー、未確認ですが恐らく冷凍ほうれん草、薬味ネギ、板海苔一枚、と家系色は全く感じられませんでした。

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 店を出て島田駅に戻るのも六合駅に行くのも距離的に変わらないな、と六合駅へ。
 焼津の花火大会をスルーして後は帰るだけ、先発が乗り換え無しの熱海行きでラッキー。

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 うつらうつらしながら熱海まで、熱海からは今までなら小田原までですが今日からは平塚まで。
 バイクの駐車代は一日250円なので、次回からはいつもこのルートで行ってしまいそう。
posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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