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http://www.4682.info/copy
2014/04/14更新 |
REGZA 42Z7000購入時についてきたアイオーデータのUSB HDD HDCS-U500(500GB)を2TB HDDに交換して古い500GB HDDからWesternDigital WD20EARS バルク品 (2TB/SATA) に録画番組をコピーしました。
以下、古いHDDから新しいHDDにREGZAの録画番組データを丸ごとコピーする手順です。
作業が可能なのは、この一覧に載っているREGZAテレビとチューナーでUSB HDD対応の機種です。 ●東芝REGZA〈レグザ〉ハードディスク対応 仕様比較表(種類/台数/容量) レコーダー(RD-○○・・)は、HDDのフォーマットが異なる(UDFらしい)のでムリです。DBR-M190/M180/M490/D-M470/430、DBR-Z420/Z410 DBR-T460/T450はできると思います。 |
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REGZAに新しいUSB HDDを接続して登録・初期化する。
- 新旧のHDD 2台をパソコンに接続してUbuntuをDVD/CDから起動。
- Ubuntuが起動したら、HDDをマウントする。
- Windowsでいうところのエクスプローラーを管理者権限で実行する。
- 古いHDDのファイルをすべて選択し、新しいHDDにドロップして上書きコピー。
- コピーが終わったら、コピー先の新しいHDDから1つのファイルを削除する。
- 新しいHDDの「UUID」を古いHDDのものに変更する。
- 新しいHDDをREGZAに接続。元通りの録画リストが出て再生できます。
必要なもの
- UbuntuのDVD/CDイメージ(ダウンロードで入手)
- DVD記録メディアまたはCD-R/RWメディア一枚(UbuntuのLive CD作成に必要)
- パソコン
- DVD記録メディアまたはCD-R/RWメディアが焼けること(UbuntuのLive CD作成に必要)
- DVD記録メディアまたはCDから起動できること(Ubuntuを使用するために必要)
- USB 2.0ポートの空きが2つ以上(USB HDD2台を接続)
- 新しいUSB HDD一台
- 免責事項 - 必ず作業の前にお読みください。
- パソコンを使っての録画番組のコピーは、ご自身の判断と責任で実行してください。
- 録画番組滅失、パソコン・HDD・REGZAの故障など、いかなる損害が発生した場合も補償しません。
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7000&8000シリーズはもちろん、9000シリーズ以降もコピー可能と思われますが、コピーに成功した我が家のREGZAは42Z7000です。9000シリーズ以降ではREGZAでコピーする場合と比べ、次のようなメリットが考えられます。
(1)USBハブが不要 (2)短時間でコピー可能 (3)予約の録画機器変更が不要 (4)録画リスト連ドラのタブがそのまま (5)保護解除が不要
(参考)USB 2.0では転送スピードは25MB/sほどで374.4GBのコピーにおよそ4時間掛かりました。
しかし、東芝公式のコピー方法ではないため、先にご案内した免責事項をご承知のうえで進めてください。
Ubuntuで本ページを開いて作業すると便利です。
UbuntuのFirefoxでスタートページのGoogleから 4682.infoで検索し、本ページにアクセスしてください。(「4682」を覚えるには語呂あわせで白ワニです。カーソルキーの左右上下でもあります。「regza copy」でもこれます。)
1.REGZAに新しいHDDを接続して登録・初期化を行います。 これまで使用していたUSB HDDを「レグザリンクボタン-レグザリンク設定-USBハードディスク設定-機器の取り外し」から取り外します。そして新しいUSB HDDを登録します。
下記の例ではハードディスク4として登録されました。
「USBハードディスクの登録が完了しました。新しく録画/録画予約するときの録画機器を登録したハードディスクに変更しますか?」と聞かれた場合、いいえにしてください。
「レグザリンクボタン-レグザリンク設定-USBハードディスク設定-機器の取り外し」から
USB HDDをREGZAから取りはずします。
2.パソコンに新旧2台のHDDを接続してUbuntuをCD起動します。
パソコンをCDから起動するにはパソコンの起動画面でボタンを押す必要がある場合があります。
押すボタンは機種によって異なります。マニュアルを参照してください。
起動してインストールのようこそ画面がでたら、言語が日本語になっていることを確認し、「Ubuntu を試す」をクリックしてください。
3.Ubuntuが起動したらホームフォルダから新旧HDDをクリックしてマウントします。
※中のファイルを見ることができますが、権限がないためコピーできません。マウントできたらウィンドウを閉じてください。
4.ノーチラス(Windowsでいうところのエクスプローラー)を管理者権限で起動します。
アプリケーション - すべてのアプリケーションをアクセサリに変更し、インストール済みアプリ-さらに*個の結果をみるで端末(赤枠)を開きます。アプリケーションの検索で「端末」と入力してもよいです。
端末画面でsudo nautilusと入力してEnterキーを押します。
・sudoよりも左の文字ははじめから入っています。
・sudoの前にスペースの入力は要りません。
・sudoとnautilusの間には半角スペースが要ります。
Enterキーを押したら、エクスプローラーのような画面が現れます。
ターミナル画面は閉じずに置いておいてください。
5.古いHDDのファイルをすべて選択し、新しいHDDにコピーします。
(重要)まず、録画リストなどの隠しファイルをコピーできるよう、「表示」-「隠しファイルを表示する」にチェックをいれます。
左の場所に「数字」「アルファベット」「-」の羅列(ラベル)が付いたドライブアイコンが2つあるのを確認します。上記の例ではゴミ箱の上2つです。
いずれか一方を開いてください。
「.toshiba・・・・」というフォルダーしかない=新しいHDD
「.toshiba・・・・」というフォルダーと「ファイルが多数入っている」=古いHDD
となります。
古いHDDの中にあるファイルとフォルダーをすべて選択します。(ドラッグやCtrl+Aや編集 - 全て選択)
選択したファイルとフォルダーを新しいHDDのアイコンにドラッグ アンド ドロップで上書きコピーします。
※端末をもう一度開きsudo nautilusと入力してNautilusを2つ開くとウインドウ間でコピーできます。
(コピー元は隠しファイルを表示するにチェックするのを忘れずに)
そうすると「既に".toshiba・・・・"のフォルダーが存在します。転送元のフォルダをマージしてよろしいですか?」
と出るので、真ん中の「全てマージする」を押します。
次にでる確認画面は真ん中の「全て置き換える」を押します。
これで上書きコピーが開始されます。 パソコンにもよりますが、USB 2.0接続で500GBの場合は4時間、1TBは約8時間ほどが目安です。
6.コピーが終わったら、コピー先の新しいHDDから1つのファイルを削除します。
コピーしただけだと新しいHDDをレグザにつないだ時に「初期化してください」のメッセージが出る場合があります。 .toshiba_size_info_************(ディスク残量)の隠しファイルを削除するときちんと認識するようです。 このファイルは削除してもレグザが正しい内容で自動生成しますので影響ありません。
●削除するファイル
- .toshiba_size_info_************(ディスク残量)
●残すファイル - .toshiba_dir_info_************(録画リスト)
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.toshiba_serieslist_************(連ドラリスト)
- .toshiba_isn_info_************(今すぐニュース、使ってない場合は存在しません)
※例のUSB HDDが異なっていますがご了承ください。
ファイルを削除すると、HDDに.Trash-0というフォルダができるので、このフォルダも削除してください。
Trash-0フォルダを削除するとき下記のダイアログが出ますので削除を選んでください。
削除したら、右上のメニューからUbuntuを終了しパソコンからHDDを外します。
7.新しいHDDの「UUID」を古いHDDのものに変更してください。
この作業は必須です。この作業を行わずに新しいHDDをレグザに取り付けた場合、新しいHDDが認識されなかったり、最悪の場合は認識されたうえで録画番組が「再生できません。」になってしまいます。こうなると古いHDDも「新しいHDDが見つかりました。」になって認識しなくなるようですので必ずUUIDをコピーしてください。
アプリケーション - すべてのアプリケーションをシステムに変更し、インストール済みアプリケーション-さらに**個の結果をみるで 「ディスク・ユーティリティ」を起動します。 アプリケーションの検索で「ディスク」と入力してもよいです。
古いHDDのマウントポイントを「リンクのアドレスをコピー」でコピーします。くれぐれも新旧のハードディスクを間違えないでください。逆にすると古いハードディスクもレグザで認識しなくなる恐れがあります。
※例のUSB HDDが異なっていますがご了承ください。
アプリケーション-アクセサリ-テキストエディタを起動し、コピーしたマウントポイントをテキストエディタに張り付けてください。
マウントポイントから先頭のfile:///media/を除いた部分がUUIDです。 
ディスク・ユーティリティで新しいHDDのデバイス名を確認します。左側のペインで新しいHDDを選択してください。右側のデバイス:に表示される/dev/sd○1というのがデバイス名です。○にはaやb、c、dなどのアルファベットが入ります。デバイス名が確認できたらテキストエディタに控えてください。
上記の方法でUUIDが取得できない場合、コマンドでUUIDを読み出す方法もあります。xfs_adminコマンドを使います。書式は次のとおりです。-uは小文字です。
HDDはアンマウントしてください。
sudo xfs_admin -u [古いHDDのデバイス名] |
実際の画面はこのようになっています。2行目がUUIDです。選択して右クリックでコピーできます。(例は別のHDDです。)
こちらも参考にしてください。xfsではtune2fsは使えないようです。 ディスクのUUIDを調べる方法 http://blog.kamipo.net/entry/20101107/1289137788
「xfs_admin: command not found」と出て、xfs_repairコマンドが見つからないときには、以下のコマンドを端末に入力して実行してください。xfs_repairがインストールされます。(要インターネット接続)
sudo apt-get install xfsprogs
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新しいHDDにUUIDを書き込むにはxfs_adminコマンドを使います。書式は次のとおりです。テキストエディタに書いたUUIDの前後にコマンドとデバイス名を配置してコマンドを完成させてください。
sudo xfs_admin -U [古いHDDのUUID] [新しいHDDのデバイス名] |
・-UのUは大文字です。大文字だと書き込み、小文字だと読み出しになります。
・各文字の間にそれぞれ半角スペースが要ります。
・[古いHDDのUUID]と[新しいHDDのデバイス名]を記入するとき[]は不要です。
アプリケーション - 端末で、端末を開きます。
テキストエディタから作成したコマンドをコピーし端末画面に貼り付けてEnterキーを押して実行します。
入力画面は次のとおりです。※UUIDとデバイス名はあくまで例です。実際は先にご自身で調べたもので実行してください。
新しいHDDをアンマウントしておいてください。(マウントされているとUUIDが書き込めないため)
コマンドを実行すると次のようにUUIDが設定されます。
ubuntu@ubuntu:~$ sudo xfs_admin -U 413a6112-b7ed-47a9-9271-9170406febc6 /dev/sdf1
Clearing log and setting UUID
writing all SBs
new UUID = 413a6112-b7ed-47a9-9271-9170406febc6
ubuntu@ubuntu:~$
8.さて、いよいよです。新しいHDDをREGZAに接続してみてください。
新しいHDDが、古いHDDと同じ登録番号で接続中になっているはずです。
同じ登録番号なので、録画予約の録画先HDDを変更する必要はありません。
録画リストの内容とハードディスク残量を確認してください。
録画番組の再生ができれば完了です。お疲れさまでした。
(備考)複数台のUSB HDDを接続できる9000シリーズ以降の機種では、この新しいUSB HDDと古いUSB HDDを同時接続すると、同じ登録番号が2台というおかしなことになってしまうとのことです。 古いUSB HDDを使う場合パソコンで初期化を行ったほうがいいようです。
最近、このハードディスクがよく売れていますね。
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