本日は、日本人なら”ある事”を意識しなければならない日ですね。
終戦記念日。
多くの日本人が、戦争の犠牲となりました。
日本人だけではありません。
戦争に関わった全ての人が、愛する者を失いました。
私は現在、ある舞台のリハーサルに携わっているのですが、
実はその題材が、「戦争」なんです。
戦争…
現代人は、その言葉の意味はわかっていても、実態は知らない…
自分もその一人です。
幼い頃よく祖父母が経験談を語ってくれたものです。
幼いながらに言葉の意味を反芻しながら理解しようとし、戦争は、絶対にやってはいけないものなのだと、伝えてくれました。
しかし、
終戦から69年だった今年、
当時の惨い歴史がもしかしたら再びこの現代社会に現れるかもしれない脅威にさらされています。
阿部内閣が提示した、集団的自衛権の行使。
果たして、今この言葉に敏感になっている人が、どれだけいるでしょうか。
一人のダンサーである前に、一人の日本人として、今日、考えること、
戦後、69年間の記録は、日本の負の遺産を繰り返し生み出さないための記録ではなかったのか。
私たちがこれからの日本のために出来る事、それは、
戦争の惨さ、悲惨さ、それゆえに人を人でないものにしてしまう恐ろしいものであると言うことを、
後世に、伝え続けることだと思います。
リハーサルをしながら、様々なことを考えました。
これからの日本が、憲法第9条にのっとって、平和で豊かな国づくりを目指してくれることを、願います。
戦争についてはまだまだわからないことばかり。40年も生きていながら、つい先日のテレビ番組で戦時中にあったことで初めて知ったこともありました。
微力でも努力したい。
北海道函館より
来年の夏は広島・長崎に行きたいと考えてます