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国際
黒人射殺、強まる批判 白人警官か、名前公開拒否
2014.8.14 16:31
米中西部ミズーリ州セントルイス近郊のファーガソンで丸腰の黒人青年が警察官に射殺された問題は、抗議活動に収束の兆しが見えない。射殺時の目撃証言も警察に分が悪く、報復を恐れて警察官の名前公開を拒み続ける姿勢と合わせ批判が強い。目撃証言から射殺した警察官は白人とみられている。
ファーガソン市警は当初12日までに警察官の名前を公表するとしていたが、急遽(きゅうきょ)取りやめた。ジャクソン本部長は「(報復の)標的になるだけだ」と主張した。インターネット上では市警のコンピューターシステムに不正侵入して警察官の名簿を公表しようという呼び掛けもある。
抗議活動は13日も続いた。これまでオバマ大統領や黒人運動指導者のシャープトン師らが平和的なデモを呼び掛けたが、効果は挙がっていない。警察は催涙ガスやゴム弾で対抗している。(共同)
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