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セウォル号沈没当日の“朴大統領の7時間”「21回報告を受けた」と釈明も・・「怒りが込みあげる」「つじつまが・・」―韓国ネット

XINHUA.JP 8月15日(金)3時58分配信

韓国の各メディアによると、旅客船セウォル号が沈没した4月16日の朴槿惠大統領の行動が7時間余りにわたり不明となっている問題で、青瓦台(大統領府)は13日、「ずっと青瓦台の中におり、その間に21回の報告を受け、必要な指示をしていた」とする釈明資料を提出した。

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この問題は、4月16日の午前10時から午後5時15分までの7時間余り、朴大統領と公式に会った人物がいないことから、野党やメディアが「朴大統領の7時間」などとして追及している。日本の産経新聞が3日に掲載して青瓦台を激怒させた「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」という記事も、この問題について韓国内で流れる噂を紹介したものだ。

報道によると、提出された資料は、大統領がこの7時間に「20〜30分間隔で報告を受けていた」としたうえで、「大統領の執務室は数か所あり、大統領が敷地内にいればどこでも報告を受け、指示することができる」と説明。会議を招集することもなく、危機管理センターで指揮をとることもなかった点については、「大統領が訪問すれば、準備などのために迅速な状況把握に支障を招くことを懸念した」と釈明した。

だが、釈明資料で国民の疑念が払しょくできたとは言い難いようだ。韓国のネット上には、多くの韓国人ネットユーザーから疑問の声が書き込まれている。その一部を紹介しよう。

「いやあ〜 指示を下した者が、沈没して何時間も経った後に言った言葉が『救命チョッキを着ていると聞いたのに、発見にそこまで時間がかかるの?』だって?クックッ」

「回答一つだすのに、実に…実に迅速だ。シナリオ作りに手間取ったか?? 信じられない… 大統領が報告を21回も受けたなら、なお問題だ。知りつつも十分コントロールできない点が。青瓦台の現状」

「本当、頑張っているね… それで、子どもたちはどうなったの? 『全員救助』と報告を受けたの?」

「ああ、それで午後5時に対策本部へ来て、船首だけ海面に出ていたのに、全員救助せよと指示したんだね。よく分かったよ… フン」

「しかし、それで、結果は?」

「キム・ギチュン大統領秘書室長は、大統領がどこにいるか知らないと言っていたのに。キム・ギチュン以外に誰が直々に大統領に報告するの?? つじつまが合わないよ〜〜」

「なんでこんなに怒りが込みあげるんだ?」

「掌で空を覆うつもりか? すでに海外でも、知る人は知っている。あの日のあの事件の真実がどこにあったのかを。隠そうとする彼ら以外は…」

「嘘。嘘。嘘。でっち上げ」

「ローマ法王の訪問時に、遺族が真相究明を依頼すればいいのに〜」

「国民はトップの涙が見たい訳じゃないんです〜〜〜 安全な国を望んでいます〜〜〜 どうか安全な国で生活できるようにして!!!」

「何を恐れている?? 子どもを失った親の真相究明要求も聞き入れないほど政府が腐敗したのか? パク大統領は真相究明、責任者処罰など自らの約束をもう忘れたのか?」

(編集 兼田)

最終更新:8月15日(金)3時58分

XINHUA.JP

 

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