岩崎生之助
2014年8月15日20時43分
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を進める沖縄防衛局は15日、前日に続き、同県名護市辺野古で海上作業をした。反対派は船で沖に出て抗議の声をあげたが、数人が海上保安庁に強制的に排除されるなど、現場は緊迫した。
この日の作業は工事区域への進入を防ぐためのブイやフロートの設置。辺野古の米軍キャンプ・シュワブ南側を中心に作業が進められ、約1キロの海岸線を半円で囲うように設置された。
周辺の海上では、14日と同様、海上保安庁のボートや防衛省の作業船など約50隻が行き交った。フロートに近づいた反対派のボートを海上保安官が止め、乗っていた人を海保のボートに移して岸壁に連れていき事情聴取する場面もあった。海保は「安全指導をした」としている。
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朝日新聞社会部
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