2014.8.13 19:05

グリーが2年連続の減益 ヒット作の不足が響く

 ソーシャルゲーム(交流ゲーム)大手のグリーが13日発表した2014年6月期連結決算は、売上高が前期比17・5%減の1255億円、純利益が23・0%減の173億円となり、2年連続の減収減益となった。スマートフォン向けゲームのヒット作が不足したことが響いた。

 今後はスマホ向けゲームアプリの分野を強化し、業績回復を目指す方針だ。グリーは「開発人員を大幅に増強し、ヒット作を生み出したい」と説明。海外では欧州や中国市場で事業を拡大する計画を示した。(共同)