東京電力 提携先に中電を検討08月15日 12時37分
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東京電力が、老朽化した火力発電所の建て替えや燃料の共同調達に向けて設立することにしている新会社の提携先として、中部電力を軸に検討を進めていることが明らかになりました。
経営が悪化している東京電力は、老朽化した火力発電所の建て替えや燃料の共同調達を行う新会社を他の企業と提携して設立し、抜本的な経営の立て直しをはかることにしています。
関係者によりますと、東京電力は提携先に名乗りをあげた５社のうち、中部電力を軸に検討を進めていることが明らかになりました。
具体的には両社が共同出資によって新会社を設立し、ＬＮＧ・液化天然ガスなどの調達から火力発電事業を包括的に行う計画です。
特に両社が調達しているＬＮＧ・液化天然ガスの量は日本全体の半分近くを占めています。
提携が実現すれば戦後６０年余りに渡って続いた電力会社の地域独占体制から異業種を含めた本格的な業界再編につながる可能性もあります。