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虚偽伝票作成し発覚防止工作か
08月15日 19時01分

虚偽伝票作成し発覚防止工作か
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三重県四日市市の米の卸売会社、「三瀧商事」が中国産を混ぜた米を国産米と偽り販売したとして元社長らが逮捕された事件で、グループ内の会社間で転売を繰り返したように装う伝票を作成していた疑いのあることが警察への取材で分かりました。警察は不正の発覚を逃れる工作だったとみて詳しいいきさつを調べています。
調べに元社長は容疑を否認しているということです。
四日市市の「三瀧商事」の元社長、服部洋子容疑者(78)や、元管理部長、北村文伸容疑者(56)ら合わせて4人は、去年4月、中国産を混ぜた米137トン余りを、国産と偽って表示し、販売したとして不正競争防止法違反の疑いで、14日逮捕されました。
警察によりますと、この会社は、仕入れた中国産米について実際には取引をしてないのに、グループ内の別の会社に販売し、その後、国産米として買い戻したとする、うその伝票を作成していた疑いがあるということです。警察は不正の発覚を逃れるための工作だったと見て、詳しいいきさつについて調べを進めています。
警察によりますと、服部元社長は、調べに対し「私は関係ない」と供述して容疑を否認しているということです。