タイ国家放送通信委員会(NBTC)が、AppleからのiPhone6販売許可申請を承認した事実を公開したことについて、Appleがタイ政府に対し苦情を申し立てたようです。
タイ国家放送通信委員会が、iPhone6の2つのモデル「A1586 」「A1524」をタイ国内で販売することを承認し、同委員会のTakorn Tantasith事務局長もツイッターでこの事実を認めたことは、昨日報じました。この件を受けAppleは、タイ国家放送通信委員会と会合、話し合いを行った模様です。MacRumorsが現地の報道を伝えています。
公表されたのはiPhone6の販売がタイ国内で承認されたこと、また2つのモデル番号のみで、その他の詳細は一切公開されていないのですが、Appleは機密情報を公開したとして、タイ政府に抗議したようです。
タイ政府は訴えを却下。果たしてAppleは
事務局長はAppleの訴えに対し、情報公開はあくまで消費者保護が目的であり、機密情報に相当する内容には触れていないと回答しました。またAppleにはタイ国内での年内のiPhone6発売をキャンセルし、情報をリークしたタイ政府を罰する権利があるものの、タイ政府としては承認を公開した決定を否定するつもりはないとしています。
一方新しい端末をわざわざ「iPhone6」と明記する必要はなかったのではというのが、Apple側の主張のようです。
参照元: MacRumors
執 筆: lunatic