辺野古沖にブイ設置 基地移設に向け本格的作業開始(08/14 17:11)
沖縄県名護市辺野古で、アメリカ軍の基地移設に向けた本格的な作業が始まりました。
(棚原大悟記者報告)
名護市辺野古にありますアメリカ軍キャンプシュワブのゲート前に来ています。この場所では、基地建設に反対する人たちが、少しでも工事資材の搬入を止めようと、連日、抗議活動を続けています。14日午後5時現在は、夜からの警戒に備え、いったん解散して長期戦に備えているところです。辺野古への基地移設については、県内に根強い反対の声があり、海上へのブイ設置の一報がもたらされると、この場所には約200人とこれまでで最大規模の人数が集まり、抗議の声を上げました。
抗議活動に参加する人:「娘がいますが、子どもたちに今の大人が何を未来に残していくか。平和な沖縄であり、日本であると思えば、声を上げるだけではなく、行動しなくてはと」「県民は辺野古を決して認めてはいない。これ以上、基地負担は嫌だという意思表示」
午後7時からも、キャンプシュワブを望むこの近くの砂浜で抗議集会が開かれることになっています。ブイの設置に続いて、まもなくボーリング調査が開始されるとみられていることから、人々の危機感が強まっています。