30代以降の男性ならお世話になったであろうセクシー女優の蒼井そら。
タレント・女優活動がメインとなってきて、2011年以降の新作が撮影されていないことから「引退説」も流れる程ですが、本人は「続けられる限り仕事はしたい」と語っている。
今となっては彼女がセクシー女優ということすら知らない人もいそうですけど。
日本でも強い人気はありますが、それよりも中国で非常に強い人気を誇っています。もはや、国民的な芸能人といっても過言ではないようです。
・中国で発信しているツイッターのフォロワー数が1426万人
・中国の空港で殺到するファンから守るために30人ほどの黒服のボディガード
・中国で行われたオークションで毛筆で書いた書が1000万円で落札
・中国映画で中国語の吹き替えなしで主演
・中国の高視聴率のバラエティ番組やドラマに出演
・中国全土での人気投票で「好きな俳優」のベスト5に選出
・中国語版のシングルCD「毛衣」を発表
・中国で超有名な雑誌『コスモポリタン』で異例の8ページを使っての特集記事
・中国の飲料水メーカーと出演料1億5000万円でCM契約
人気の秘密はやはり「黒髪ロング」なんだと思います。日本人を含むアジア人には黒髪というのが魅力の1つだと思うんですよね。
僕個人も気軽に茶髪に染める日本の女性の気持ちは申し訳ないですがわかりません。
まぁ、重くなったり服が合わせにくいというのはわかるんですけどね。
中国人男性にとっては「女神」レベルみたいですね。蒼井そらが言えば革命が起きる程度には(笑)
しかし、ルックスやスタイルというものも人気の1つでしょうが、別にそこまで突出しているとは思えません。
では、なぜ中国でそこまで人気になったのか?
それはこの発言があったからです。
「例えセクシー女優でも、例え浪人生でも、例えニートでも、どんな職業だろうと自分の思いがあるなら、人が否定するような自分でも真っすぐな自分でありたいと思う。私は生きるためにカメラの前で脱いでいる。服をきちんと着ているあなたは個人の欲望と人を騙すためにカメラの前に立っている」
この発言が「汚職や権力闘争にあけくれる大人たちへの痛烈な批判」と受け取られ、強烈な人気と支持を獲得したそうです。
彼女自身セクシー女優という仕事を軽く見られることを嫌っており立派な職業であると発言し、この職業に誇りを持っている。しかし、自分の職業に後ろめたさが無いわけじゃないとも発言している。
蒼井そらは中国で仕事をする上で中国語をマスターし、今では通訳なしでインタビューに答えています。
また、蒼井そらから親日派になる中国の若者もいるそうで、反日感情で国をまとめる中国の国家的な洗脳をうまく解除してくれている側面もあるようです。
中国では蒼井そらが番組に出演しないのは「言論統制だ」として猛抗議をする一面もあるらしく、その存在感は絶大的なものと言えるでしょう。
蒼井そら自身は「なんでこんな感じになったのか自分でも分からない」と答えている。
しかし「私は日本人だからという気持ちは特に持っていない。あなた達と同じ人間ですとしか思っていない。国という感覚を考えたこともない」という主張が、グローバル化している世界において様々な統制で鎖国下しようとしている中国人の心に大きく響いたのは確かでしょう。
蒼井そらをうまく使える政治家がいればもっと中国外交がうまくいくと思うのですが、セクシー女優だからと言って敬遠するのがオチでしょうね。この辺が日本の政治家の手腕のなさとも言えそうです。