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基地移設へ準備作業 ゲート前では抗議活動
8月14日 19時48分

基地移設へ準備作業 ゲート前では抗議活動
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普天間基地の移設先とされる名護市辺野古沿岸部で、移設に向けた調査の準備作業が始まったことについて、埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプシュワブのゲート前では、移設に反対する人たちが抗議集会を開き、移設計画の中止を訴えました。

キャンプシュワブのゲート前では、午前8時半ごろから抗議集会が開かれ、市民グループなどから集まった参加者は正午前に200人を超えました。参加者たちは「新基地反対」などと声を上げながら、列を作ってゲートの前を往復し、移設計画の中止を訴えました。
参加者の一部が基地に出入りする工事車両を止めようとし、警察官や警備員ともみ合いになる場面も見られました。
集会に参加した名護市の60代の男性は「新しい基地がつくられると、より危険な状況になってしまう。強引に作業を進めてくる政府のやり方は許せない」と話していました。市民グループなどは15日も引き続き抗議活動を行うとしています。
辺野古沿岸部の海上にブイなどを設置したことについて、沖縄防衛局は「今後予定しているボーリング調査の安全確保のため、ブイとフロートの設置作業を開始した。作業の期間や今後のスケジュールなどの詳細については、工事の円滑な実施のため回答は差し控える」とコメントしています。
沖縄県ではことし11月に県知事選挙が行われる予定で、普天間基地の移設計画が最大の争点になるとみられ、今回の移設に向けた動きがどの程度、選挙に影響するのか、その点も注目されます。

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