【ロサンゼルス=共同】ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」が日本で大ヒットしていることを受け、複数の米誌が「なぜ日本でこんなに人気なのか」という趣旨の記事を掲載した。
映画雑誌「ハリウッド・リポーター」は、アナ雪の日本での人気は世界でも群を抜いており「社会現象ともいえるほどのこのような人気は誰も予測していなかった」とした。一因としてヒロインのアナとエルサの日本語吹き替えを神田沙也加さんと松たか子さんに担当させたキャスティングを指摘。劇中歌「レット・イット・ゴー」の日本語版「ありのままで」を歌う松さんらの歌声や歌詞の日本語訳も評価した。
アトランティック誌は、特に女性に人気が高いことに着目。高学歴にもかかわらず先進国の中で就業率が低く、活躍の場を制限されている日本女性が力強く自立したヒロイン像に引きつけられていると分析した。
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