小山琢
2014年8月12日03時00分
木津川の増水で9日夜に流出した、八幡市と久御山町を結ぶ上津屋(こうづや)橋(通称・流れ橋、全長約356メートル)は、水位の低下で橋脚や流された橋板が姿を現した。
1953年に完成した流れ橋の流出はこれで21回目で、2011年から4年連続となる。昨年9月、台風18号による増水で流され、総工費3600万円をかけて今年4月に復旧したばかり。管理する府山城北土木事務所によると、詳しい被害状況調査はこれからだが、橋脚にワイヤでつながれている橋げたや橋板はすべて回収できそうという。
国はこの秋ごろ、約500メートル下流にかかる新木津川大橋の歩道に堤防道路から上がることができるよう、階段の設置工事を始める予定。流れ橋が通行できなくなった際も、大きく迂回(うかい)する必要がなくなるという。(小山琢)
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