支局長は18日に出頭する。大統領に関する報道を巡り、報道機関が捜査対象となるのは極めて異例で、韓国国内でも注目されている。
◇朴大統領の話題
問題となっているのは、「MSN産経ニュース」に3日に掲載された加藤達也支局長の「追跡〜ソウル発 朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」と題したコラムだ。朴大統領が4月16日のセウォル号事故当日、約7時間にわたって所在が確認されていなかったことを巡る話題を伝えている。
大統領の側近が朴大統領の当日の所在について「知らない」と言葉を濁す国会答弁や、韓国最大手紙の朝鮮日報が7月18日に「大統領をめぐるうわさ」と題したコラムを掲載したことを紹介。
朝鮮日報のコラムは「『大統領はあの日、ある場所で誰かと密会していた』といううわさが流れた」とし、うわさに登場した人物も実名で報じた。加藤支局長はさらに「証券街の関係筋」の話として、そのうわさは「朴大統領と男性の関係に関するもの」と踏み込んで説明した。