辺野古ブイ設置:「激しい憤り禁じ得ない」稲嶺名護市長
毎日新聞 2014年08月14日 12時33分(最終更新 08月14日 13時38分)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を巡り、防衛省は14日、埋め立て工事海域の地盤を調べるボーリング調査実施に先立ち、ブイ(浮標)の設置を始めた。
これに対し、移設に反対している名護市の稲嶺進市長は「激しい憤りを禁じ得ない。政府は、先の市長選で示された新基地建設に反対する民意を無視し続け、計画を強硬に進めてきた。『海にも陸にも新たな基地は造らせない』の信念を貫き、市民、県民と力を合わせて不退転の覚悟で臨む」との談話を発表した。