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B-CASカード 台湾で偽造・販売か8月14日 4時20分
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台湾で、日本のテレビの有料放送を見るときに必要な「B-CASカード」のデータを無料で見られるように不正に書き換え、日本向けに販売したとして、男2人が捜査当局に検挙されました。
当局は、カードの偽造や販売が組織的に行われていたとみて調べています。
台湾の捜査当局が13日発表したところによりますと、検挙されたのは台湾在住の30代と40代の男2人です。
2人は、日本でテレビの有料放送を見るときに必要なB-CASカードのデータを無料で見られるように不正に書き換えて、2年前から日本向けに販売していた著作権法違反の疑いが持たれています。
捜査当局は、日本で不正なカードの広告がインターネットに掲載され、台湾から郵送される事件が相次いでいることから、カードを偽造して日本に輸出する拠点が台湾にあるとみて捜査を進めていました。
当局は2人の事務所などを捜索し、およそ1万1000枚の不正なカードを押収しました。
男らが販売したカードは、日本の事業者の正規の視聴契約であれば1か月当たり5万円程度かかる有料放送が、2038年まで無料で見られるようにデータが書き換えられていたということで、最近は1枚1万円で販売されていたということです。
当局はカードの偽造や販売が組織的に行われていたとみて、ほかにも関与した人物がいないか調べています。
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