日本各地、関東地方でも、連日30度を越える真夏日が続いています。こう暑いと、ちょっと動いただけでも、じんわりと汗がにじんできますよね。
それを放っておくと、ニオイの原因になってしまい厄介なのですが、汗によるトラブルはまだほかにもあるということをご存知ですか?
そこで今回は、見るからに痛そうな汗によるトラブル”汗あれ”をしてしまう方がやりがちな、日常生活でのNG習慣についてお話していきたいと思います。
■”汗あれ”と”あせも”は別物!?
汗によるトラブルというと、”あせも”を思い浮かべる方が多いですよね。ただ、あせもとは別に、”汗あれ”というトラブルもあるのです。では、この2つの汗トラブルは、どのように違うのでしょうか。
(1)あせも・・・かいた汗が、皮膚の下にある汗管の周りの組織に漏れ出し、水ぶくれができるなどの炎症を起こす症状のこと。
(2)汗あれ・・・あせものように汗管は詰まらず、汗をかいたあと、汗に含まれるアンモニアなどの成分が刺激となって、肌があれてしまう症状のこと。
両方ともかゆみを伴うトラブルなのですが、汗あれは赤みが強く出て、非常に目立つのが特徴です。それなら「汗をすぐに拭き取ればいいのでは?」と思うのですが、汗あれは、ただ汗を拭き取るだけでは防ぐことができないのです。
■汗あれをしやすくなるNG習慣5つ
せっかくオシャレをしても、汗あれで肌が赤くなっていては、テンションが下がってしまいますよね。ここでは、汗あれがしやすくなるNG習慣をお伝えします。心当たりがある方は、すぐに改善しましょう。
(1)汗拭きシートを使う
汗あれをしないためには、汗をすぐに拭き取ることが重要です。しかし、市販の汗拭きシートには、香料や防腐剤が含まれているため、弱った肌には刺激になることも……。すでに汗あれの兆候がある方や肌が弱い方は、ハンカチや低刺激のウエットティッシュを使って、汗を拭き取りましょう。
(2)保湿をしない
ベタつくのが嫌だからといって、夏の間は体の保湿ケアをしない方もいますが、乾燥した肌というのは、ダメージを受けやすい状態になっているので要注意。オールシーズン体の保湿をし、ダメージに負けない肌作りをしましょう。
(3)ボディソープをたっぷり使う
バスタイムに、洗浄力の強いボディソープをたっぷり使って体を洗っていると、肌の潤いを守る成分まで落としてしまいます。少し物足りないかもしれませんが、肌のためには無香料、無添加の石鹸を使うのがオススメです。
(4)ゴシゴシ洗いをする
こちらもバスタイムでの注意点なのですが、スポンジを使って体をゴシゴシ洗うと、肌のバリア機能を低下させて、ダメージを受けやすい状態を作ってしまいます。石鹸をよく泡立てたら手に取り、なでるように優しく洗ってあげましょう。
(5)熱い湯に浸かる
熱い湯に浸かると、肌が乾燥してかゆみを強く感じるようになります。夏の入浴は、約39度のぬるま湯にゆっくりと浸かるくらいがちょうど良いですよ。
いかがでしたか? 夏の代表的な肌トラブル”汗あれ”をしない肌作りを心がけ、オシャレやレジャーを思い切り楽しんじゃいましょう。
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