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まだ現役?フロッピー衰退に本気で困っている人たちがいた

さいきん見かけなくなったフロッピー。しかし今でも現役で使ってる人も意外といるようで、京都の西陣織もその例外じゃないようです。

更新日: 2014年08月11日

ぴーちむさん

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ある京都人が心底フロッピーを求めている

告知・御不用になったフロッピーディスクを譲っていただけませんでしょうか?

新品、中古は問いません。中身が入っていてもかまいません(こちら的には)。

数枚から、数百枚、数千枚でもOKです。ご連絡お願いします。

なんだか切実なようす。でもそんなに大量のフロッピー何に使うんだろう (?_?)

ご存知でしょうか、西陣織の帯はフロッピーがないと織れないのです!!(手織りは別、でも市場のほとんどがフロッピーものだと思う)

えー知らなかった。。

織物にフロッピーを使っていることにオドロキ

またこの時代にフロッピーってあたりが絶妙

西陣織ってフロッピーディスク使うのか………

そもそも「着物」と「コンピュータ」の関連イメージがない…

西陣織の帯はフロッピーがないと織れないとかいう冗談みたいな話を聞いたので、調べてみたら本当にFDがないと駄目らしい 今年の5月時点でまだ使っていることを確認してびっくりしてる

西陣織では、フロッピーディスクにデータを記録し、織機の制御装置で読み取って織るシステムが広く使われている

出典ameblo.jp

コンピューターグラフィックスで製紋し、フロッピーディスクを使って、コンピュータージャカード(織り機)に織物情報を指示していく

かつて、1つの柄を織るのに「紋紙」と呼ばれる、デザインや針を通す位置など情報が打ち込まれている厚紙を使って完成させていた

このところどころパンチされた紙が「紋紙(もんがみ)」

紋紙を織機にかけることで、文様が織物へと織り上げられていく。1つの柄に約1万枚(!)使うそう

大昔はフロッピーの代わりに紙を使ってたんですよ。今でも老舗の織り元にはその紙が残ってますが、紙なので傷みもします。でもその紙を補修する紋ほり機という機械をお持ちの方がもういらっしゃいません。技術を持った職人は残っているけれど、機械がないのです。

紙だと手間がかかるだけでなく、その保存管理も大変みたい(´ x `;*)

すでに生産終了。手に入りづらいフロッピー

2000年頃まで盛んに使われていたが、光磁気ディスクや光学ドライブで書き換え可能なメディアが広まり、さらにフラッシュメモリ(USBメモリ、SDカード)が主流になったことで廃れつつある

09年頃から生産終了が相次ぎ、新規ではもう生産されておらず、残り少ない代理店や販売店の在庫品があるのみである

このような状況なので、西陣織業界は転換を迫られている、というわけだ

いっそのこと、ほかのに替えればいいのでは?

実際、西陣織にコンピュータが導入された時期に廃業した方がたくさんいらっしゃいます。とても元手を回収できないから…。それを乗り越えた方も今はかなりな高齢でしょう。おそらく、企業とか、一部を除いて新しい設備を導入できる方はないと思います。

新しい機械とかシステムとか大多数の方は無理なんですよ…たぶんフロッピーがなくなるころにはみんな引退してると思うんだけどな…

なかなか一筋縄にはいかないよう…

西陣金襴(きんらん)青年会は、西陣織の柄や模様のデータをSDカードから読み込むシステムを開発。製品化し普及させたいとしている

今でも使ってるよ、という人はほかにもいた

俺の所属会社、いまだにフロッピーディスク現役なんですけどーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

うちの職場でもいまだにフロッピー現役だよ。私は使ってないけど。何かのデータ抽出に必要っぽい。

西陣織フロッピーの話をヨメに話したら「うちもフロッピー使ってるけどね」って言われた

西陣織の帯データの為のフロッピーディスクが欲しい件、本当よく分かるわ。うちの業界もつい最近まで現役だったもん。特殊な業界で高齢化が進んでて、後継者がいなくて、でも自分ではあと10〜15年は仕事したいって場合、設備を細々使い続けなくちゃならないからな。消耗品は切実な問題。

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ぴーちむさん

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