残留農薬:中国産タマネギから基準値の3〜7倍
毎日新聞 2014年08月08日 20時10分
厚生労働省は8日、7月に輸入された中国産タマネギから、食品衛生法の基準値の3〜7倍の残留農薬が検出されたと発表した。一部は市場に流通して輸入業者が自主回収を進めているが、大量に食べても健康に影響する濃度ではないという。厚労省は同日、輸入業者へ、輸入の度にサンプル検査を義務付ける検査命令を出した。
厚労省によると、神戸港で7月8日に荷揚げされたタマネギ計約30トンから、基準値を超える農薬「チアメトキサム」が検出された。【桐野耕一】