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サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】川崎は歓喜の延長19回サヨナラ勝ち バティスタの適時打で決勝ホーム2014年8月12日 紙面から ◇ブルージェイズ6−5タイガースムネリン、2日連続で「最高の日」を更新!! ブルージェイズは10日(日本時間11日)、地元トロントでのタイガース戦で延長19回の死闘を演じ、川崎宗則内野手(33)が6−5でのサヨナラ勝利の生還を果たした。共同電によれば、川崎は「昨日を超えて今日が一番いい日、最高の日になった」と喜色満面。延長19回、試合時間6時間37分は、ともにブ軍の球団記録だった。大リーグは前日も延長19回のカードがあり、2日連続の19回は史上初。2試合連続でサヨナラ勝ちしたチームは、ワイルドカード(WC)によるポストシーズン(PS)進出争いで上位をキープ。1993年以来のPS進出に向け、視界は良好だ。 お祭り男・ムネリンが、6時間半超の長い祭りを歓喜で終えた。7回から代打で出場すると、5−5の延長19回、先頭で迎えた第7打席。タ軍の8番手ポーセロが投じた外角カーブを中前へ運んだ。ここから無死満塁とすると、バティスタの右越え安打で、川崎が両手をたたきながらサヨナラのホームイン。すぐに二塁方向へきびすを返すと、他のナイン同様、歓喜の輪に加わってバティスタを“手厚く”祝福、大団円を満喫した。 「昨日を超えて今日が一番いい日、最高の日になった。最後の打席で最高の結果を出せたことがうれしいし、すごく自信になる」。前日の同カードは遊撃と二塁の守備で10個のアウトに関わり、サヨナラ勝ちに貢献。「たぶんメジャーリーグ生活の中で一番うれしい日」と語っていたが、わずか一日で“最高の日”を更新してしまうほど興奮の極致だった。 それにしても、長かった。延長19回、試合時間6時間37分は、ともにブ軍の球団記録。過去2度の延長18回、試合時間5時間57分を更新した。「そんな歴史ある試合に自分がいられて、すごくラッキー。野球人生で初めてのこと」。川崎は感慨深げに語った。 両ベンチとも先発投手以外は全員をつぎ込み、川崎が打ったポーセロは本来は先発で7日に7イニングを投げたばかり。ブ軍も20回からは中1日の先発右腕ディッキーを投入する準備をしていた。あまりの長さに退屈したのか、ともに途中で退いたブ軍のゴーインズとタ軍のカステラノスが、ダッグアウト越しにジャンケンをして笑い合う姿が17回に見られたほどだった。 不思議なことに、前日のエンゼルス−Rソックスも延長19回の長丁場だった。記録専門のエライアス社によれば、2日連続の延長19回はメジャー史上初。同じ月にあったのでさえ1985年7月以来29年ぶりだった。 「大きな1勝だ」とギボンズ監督。8日まで直近7試合で1勝のみだったが、連続のサヨナラ勝ちでPS進出圏内のWC2位ロイヤルズに1・5ゲーム差。21年ぶりのPSへ向け、“着火剤”を手に入れた。 PR情報
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