フィールズ賞:初の女性受賞者にイラン出身ミルザハニ教授
毎日新聞 2014年08月13日 10時51分(最終更新 08月13日 12時48分)
国際数学連合は、数学のノーベル賞と呼ばれるフィールズ賞の受賞者に、女性で初となるイラン出身のマリアム・ミルザハニ米スタンフォード大教授(37)ら4人を選び、韓国ソウルで始まった国際数学者会議で13日、発表した。
フィールズ賞は、1936年の設立以来、これまで52人が受賞したが、いずれも男性だった。イラン人の受賞も初。
ミルザハニ教授は77年生まれ。世界の高校生らが実力を競う国際数学オリンピックで、94、95年に連続で金メダルを獲得し、「イランの天才少女」と呼ばれた。同国のシャリフ工科大で学士号を取得、2008年から現職。(共同)