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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】打ってもメッセ 投げてもメッセ2014年8月13日 紙面から
◇阪神4−3巨人阪神のメッセンジャーが6イニング2失点で4年連続の10勝目。5回に鳥谷の犠飛で勝ち越すと6回にはメッセンジャーが2点適時打を放った。呉昇桓は28セーブ目。巨人は杉内が6回途中まで4失点と誤算。 投げる、打つ、走る。まさに縦横無尽の活躍。阪神のメッセンジャーが「忙しかったね」と充実感を漂わせた。 託された首位攻防初戦のマウンド。「序盤は制球に苦しんだ。力んでいたかもしれない」。初回は先頭・長野の四球から1死一、二塁とされ、阿部の右前打で1点を失った。ただ「リラックスしないと」。自らに言い聞かせ力を抜くと、持ち前の粘りが発揮された。4回までに3度、先頭打者の出塁を許す展開も、追加点は与えない。 そして同点の5回、先頭で杉内から右中間を破る二塁打。1死二、三塁となって、鳥谷の右飛でタッチアップ。必死の走塁で勝ち越しのホームへ滑り込んだ。続く6回は1死満塁で中前へ運ぶ2点適時打。猛虎が苦手とする難敵・杉内をKOした。「先発投手をマウンドから降ろしたという意味でも大きかった」。これで2試合連続マルチ安打と打撃も絶好調。ヒーローインタビューでビジョンに打撃シーンが流れると、拳を高々と突き上げて喜びを表した。 6回の投球では3連打で1点を奪われ、なお無死満塁。だが「最初の打者は三振を狙った」と井端を空振り三振に取ると、セペダ、ロペスも寄せ付けず3者連続三振。和田監督も「同点は覚悟した。本当に粘り強く投げてくれた」と絶賛の投球だった。 13日に33歳の誕生日を迎える右腕は「子供たちが毎年、プレゼントをくれるよ」と笑顔。その前にハーラートップタイとなる10勝目。4年連続2桁勝利と、「ゲーム差が近づいた中では初戦は特に大事。取れてよかった」という巨人戦無傷の4勝目で前祝い。さらに猛虎の首位奪取の前祝いになるかもしれない。 (中田康博) PR情報
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