太平洋戦争まっただ中の1944年3月。アメリカ軍は日本本土空襲の拠点として、日本の占領下にあったグアム・サイパンを狙っていたが、日本はそれを阻止するため2万を越える兵隊をグアム島に送り込んだ。その中に横井庄一はいた。島に来てわずか3か月後、アメリカ軍の徹底的な攻撃が始まり、9割近い戦死者を出した日本軍。横井の隊は司令部との連絡が絶たれ、孤立した。
だが横井は日本が必ず勝つと信じ、ジャングルに身を潜めながら援軍が来るのを待つ事にした。
しかしここから終戦も知らぬまま、辛く長い28年間の孤独な闘いが始まることに…!
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