ドクター昇給

昇給先生ことドクター昇給のブログ 増田でやるようなことをあえてブログでやる

悟りを開く旅

禁欲一ヶ月を経ると、何を見ても感動し、悟りを開いたような気持ちになってくる。

木の葉が揺れるのに笑い、川の流れに涙する。

 

お盆休み初日、一ヶ月分を一気に吐き出そうとデリヘルを呼んだ。

一ヶ月前から目をつけていて3ヶ月位前に入店した新人だ。

ラブホに入って到着を待つ。

なかなか来ないので先に風呂に入ってくつろいでいた。

「ピンポーン」

来た。

 

 

たしかに、22歳位だ。

しかし、他のサイズが間違っている。

明らかにガリガリだ。

摂食障害じゃないだろうか。

肋骨が浮き上がり、太ももが俺の手首くらいしかない。

当然胸に脂肪がない。

貧乳は好きだけど、ここまで病的なのは抵抗がある。

 

お金を払ってプレイ開始となる。

しかし、ここからトイレにいく。

「ずっと我慢してたんだ。」

そこから3分ほど出てこない。

やっと出てきたと思ったら、アクセサリーを付け過ぎ。

指輪を3個外し、ネックレスを外し、ブレスレットを外す。

超ゆっくり。

そして、腰くらいまである長い髪をとかし出す。

髪型なんてどうでもいいのだ。早くしてくれ。

「じゃあちょろっとお風呂入ってきちゃうね。」

「いや俺も入るよ。」

「入ったんでしょ?」

「せっかくなんで。」

「なんじゃそれ。」

一人で入れたら何分入ってるか分からん。

体の洗い方も適当で超ダラダラ浴びている。

 

だいたい、普通は入ったとこちらが言っても洗いなおすもんじゃないの。

風呂あがりに歯磨きイソジンもなかった。

「洗うのとかイソジンとか無くていいの?」

イソジン嫌いなんだ。まあ感染る時は感染るよ。イソジンなんて気休め。」

 

それは確かにそうだ。

イソジンやっとけばなんの病気も予防できると信じこまされて働いている女の子がいるけど、とんでもない話だ。

肝炎ウイルスとかエイズウイルスなどには全く無効、その他の治療できる感染症は薬飲めば治るならやらなくてもいいというのも一理ある。

イソジンは、口腔内の常在菌まで殺してしまうからかえって感染しやすくなるという話もあるし。

 

結局、ベットに入るまで20分かかった。

1分200円だから、ここまでで4000円消化したことになる。

 

ベッドに入っても、骨ばった体をだいてもまったく反応はなかった。

もともと逝きにくいのに、これでは逝けない。

4月に入ったばかりの新人のことを頭のなかで必死に妄想する。

タイマーがなり、しかたなくふにゃふにゃのまま自力で果てた。

 

22才の子だったが、中1からやっていてデリヘル歴は9年目だという。

なるほどところどころ手の抜き方が旨いわけだ。

店は検査をしてくれないので、性病検査は毎月自分で行っていてかかったことはないという。

最近は過食嘔吐がひどくて、ほとんど食事は吸収していないそうだ。

食費だけど毎日2万円かかるので、この仕事しないと生きていけないと言っていた。

 

「名前のない女達」という本を読むと、本当にそういう人が多い。

名前のない女たち (宝島社新書)
 
 
家庭環境や病気、AVで単体女優→企画単体女優→企画女優と堕ちていき他に出来る仕事もなく、風俗を続けるしかない女達の壮絶な人生が語られている。
これ読んでから行くと、風俗の見方が変わる。
 

俺はもモヤモヤを抱えながら、再び悟りに入るために近くにあった露天風呂に入った。

そこで、温泉のアイドルに遭遇した。